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台湾人の蔡政権に対する評価

台湾民意基金会という組織が定期的に政権に関する調査をやっているのですが、今回は8年間の総合的な評価を調査したようで、台湾版Yahooに詳細が載っていました。台湾人が現政権のどこを評価しているのかがわかるとともに、やっぱり台湾というのは分からんというところある結果でした。

評価対象の政策

蔡政府施政8年的最新政績民調,包括兩岸、經濟、外交、國防、司法改革、軍公教年金改革、同性婚姻合法化、沒收國民黨不當黨產等8項民意反應。

上記のサイト

両岸というのは対中国、最後のものは国民党が台湾に来た際に混乱に乗じて不当に国民の財産を没収したのでそれの回収を言います。同性婚とかそんなに大きな政策だったのか。一番最後の国民党不当資産の没収というのも評価項目なのが民進党政権の売りだったのだろう。

満足度高い-低いを並べると

關於蔡英文8年來八項重大施政表現「淨滿意排行榜」,游盈隆由高至低排序出,沒收國民黨不當黨產(15.5%)、軍公教年金改革(14.2%)、國防表現(11.3%)、同性婚姻合法化(7.1%)、外交表現(2.2%)、兩岸表現(-2.7%)、經濟表現(-3.9%)、司法改革(-19%)。

上記のリンクより

国民党不当資産の没収、年金改革、国防の順番で評価が高く、評価がマイナスとなったのは両岸問題、経済問題、司法改革でありました。
両岸問題は相手もあることなのでなかなか難しい一方、経済問題や司法改革は国内の問題なのでなんとかできないのかというのはありますね。


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