もうやめようよ、国の借金を国民1人あたりに換算するのは
田中秀臣先生の著作を読んで以降、緊縮財政を主張する人間、しかもそれを無自覚にやっている輩を徹底的に追及していかないと、就職氷河期世代の悲劇がまた来てしまうので、暇を見つけて緊縮財政を取り上げていきます。
ということで、共同通信社のニュース。このニュースの悪辣な部分はこの国の借入を国民1人当たり900万円超として国民が負っているかのようにミスリードさせている点。そもそもこの借金は債権として国民が持ってるんだぜとか、いやいや日本国は未来永劫借り換えできるだろとか、他国も国家全体の成長で借入全体は増加してるぜとか反論できるのですが、この記事にみられるように財務省が良くやる手法に何ら自分の頭で考えることをしないという態度は報道機関として怠慢の一言。そして、この900万円を返済するには財政支出は削減の上で増税が必要ということで虎視眈々と国民のポケットに手を入れようとすることに対して、強く否定をしたいと思っています。
かつての「にちゃんねる」よりも荒れやすい印象のヤフコメですが、この記事にぶら下がっているコメントは極めて良識的。コメント抽出のアルゴリズム変えたのかな。が、頓珍漢でダメなコメントがありました。
土居氏って、財政の専門家だっけ?この意味不明なコメントとその他一般人の借金を国民の負担みたいに書くなという記載の対比っぷりたるや。
ヤフコメやるじゃん!
夏休みは土居氏の本でも読んでみようかな。たぶん、財務省のプロパガンダそのものの主張してそうだよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?