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ザ・マスクド・シンガーのキラキラ感に堪えられるか?

この秋のAmazon制作一押し番組の1つが、ザ・マスクド・シンガー。
どういう番組かというと、こんな番組です。

全米で大ブームを巻き起こした人気音楽番組「THE MASKED SINGER」がついに日本上陸!マスクをかぶり完全に正体を隠した12人のスーパーセレブがその歌唱力と奇想天外なパフォーマンスを競い合う。

一時期はkindle fire stickの画面にずっとこの番組が出てきており、公開直後にエピソード1を半分くらいみました。パリピの忘年会を見ているような世界観に耐え切れず、途中で断念。
心身ともにリフレッシュして、この週末にエピソード4まで観終わり、この番組のいい点を挙げてみたいと思います。

良い点① 番組の予算がゴージャス

12人の有名人にオファー、MCに大泉洋、パネラーにmiyavi、perfume、水原希子に交代で出てくるお笑い芸人と民放の番組よりも予算があるような印象。まだ、テレビ局の予算がたっぷりあった90年代の日本のような世界観ですね。

良い点② だれも傷つかない世界

このゴージャスな舞台で、パネラーもパリピばりにわいわい騒ぎ、観客もコロナがなかった世界線のように、マスクなしで声を出しています。これがいやという人も結構いると思いますが(現にそれで☆1の評価が続出しています)、まあ、こういう世界があってもいいのではないでしょうか。もちろん、NHKや民放のように、公共の電波使ってれば話は別ですが、嫌なひとは見なくていいのが配信コンテンツですから。

良い点③ 分かりやすいスーパーセレブと分かりにくいスーパーセレブがいる

エピソードごとに、1人ずつマスクを脱ぐ展開なのですが、エピソード1でマスクを脱ぐ人がまったく分からなかった。いや、あの人、こんなに歌うまいのー?!っていう驚きがありました。一方、エピソード3と4は明らかに分かる。で、それぞれのシンガーが歌った後に、マスクの中は誰かをパネラー陣に聞いていくわけですが、パネラーも明らかに分かっているのに、全然違う人言ってるだろーと邪推したり、逆にpefumeのあーちゃんなんかは本当にとぼけているのかよく分からなくなってくる点も楽しめます。
まだマスクを脱いでいないシンガーの中に小林幸子、友近、土屋アンナがいると思われますが、パネラー陣、どういう反応していくのであろうか。

まとめと注意事項

ということで、ゴージャスでパリピの世界を楽しみたい人にはいいエンタメだというのが、ザ・マスクド・シンガーというのが結論です。
このご時世にそんなもの見たくないわーという人も一定数いると思われますし、ノーマスクで人が集まって騒いでいるのって、今の平均的な日本人にとっては拒絶反応でちゃうのにあえてこの作品を配信しているアマゾンの意図も気になるところです。
あと、何話あるのか。全部見たら、また振り返ってみよう。

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