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【思ひ出】海外旅をひとくくりにされると辛い

こんにちは。とにかく明るい三角形です。


導入:動画をみた私見

最近、以下の動画をみて海外旅に関する記事を書きたくなったので書きます。

動画内での「海外にいくことで人生観は変わるか?」について、変わる人もいればそうでない人もいるという意見です。より正確には、

「多様な価値観に触れること」は「価値観の多様性」を保つ(考え方が偏ることを防ぐ)

というのが私の意見です。(動画内でもどなたかがおっしゃっていました)
加えて、全く異なる価値観に触れる代表例が「海外旅行・海外旅」であるだけで、そうした体験は日常生活でも得られる(読書、趣味、人との交流etc)と思います。

自分の体験(海外旅)

私は、大学生の頃に海外旅に一人で行きました。当時所属していた研究室の教官に許可をもらうために話をしにいったところ、快諾していただきました。

今でも引っかかっていること

一方で、「海外に行っても人生観は変わらないよ」と教官から言われたことが、偶に頭の中をグルグルするので、本記事で整理したいです。

何に引っかかっているか

「自分探しをするために海外にいきたい」と思われた(と私が感じた)ことに引っかりを覚えました。「自分探しするために海外に行ったわけではない」と明確に反論?できなかったことを今でも少し後悔しており、そのため、今でも引っかかりを覚えているのだと思います。

用語を調べたうえでの加筆

「青い鳥症候群」を発症していると思われたことに対して違和感を覚えた、と表現するほうがより正確です。「海外で本当の自分に出会えた!」というような「本当の自分はここではないどこかにいる」という思い込みがあると思われた(ように私が受け取った)ことに対して、居心地の悪さを感じました。

私の旅の主目的

私は海外旅に行く以前に日本を南から北まで旅したことがありました。その延長として海外旅に挑戦してみたい、というのが私の海外旅の主目的でした。「自らの力で、海外を旅すること」それ自体が目的でしたので、海外の空港についた時点で目的の8割ぐらいが達成されており、残りは「安全に帰国できたこと」「それなりに異文化に触れられたこと」で占められたように思います。

気づき

海外旅の許可を出してくださった教官に対し、今でも感謝しています。一方で、私が細かいことを気にしすぎる性格のため、上記のような違和感を引きづってしまいました。このことからの学びは以下です。

  • TPOにもよるが、自分の意見は具体的に明言し、相手との認識のずれは極力避ける

  • 細かいことは気にしすぎない(細かいことを気にして自分のやりたいことができないのはよろしくない)


以上です。以下は補足になります。

補足事項:関連する用語

青い鳥症候群

青い鳥症候群・・・現実の自分や、取り巻く環境、待遇などを受け入れられず、自分にはもっと力があり、もっと能力を発揮できる場所があるはずだ、という考えを捨てられず、理想の職場を求めて転職を繰り返す人のことをメーテルリンクの童話「青い鳥」にちなんで「青い鳥症候群」と呼ぶことがあります。不全感が続くことにより、うつ病に移行することもあります。

https://kokoro.mhlw.go.jp/glossaries/word-1513/#:~:text=%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%84%E3%80%81%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%B7%BB%E3%81%8F,%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B6%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

自分探し

アイデンティティ確立自己実現のための取り組み意味する語。「自分らしさとは何か」を追究するための自己分析や、「自分根本的に何を求めているのか」を追究するための自己啓発、夢を実現するための諸種取り組みなどを含む概念として用いられる

(weblio辞書)

青い鳥症候群と自分探しの違い

以下はChatGPTでの回答

  1. 青い鳥症候群 (Bluebird Syndrome):

    • 青い鳥症候群は、一般には「青い鳥を追い求める」という意味で使用されます。

    • この症候群は、人々が幸福や満足感を一つの具体的な目標や出来事に結びつけ、それを達成することで幸せになると信じる傾向を指します。

    • しかし、実際にはその目標を達成したとしても、幸せを感じることができず、新たな目標や欲求を追求することで、永遠に満足感や幸福を得ることができないという現象です。

  2. 自分探し:

    • 自分探しは、自己理解や自己認識のプロセスを指します。

    • これは、人々が自分自身の内面や価値観、目標、欲求について深く理解し、自己実現や満足感を追求することを意味します。

    • 自分探しのプロセスは、内省、経験の積み重ね、他者との交流などによって進行します。

これらの概念は、いくつかの点で関連しています。例えば、青い鳥症候群の状況下では、個人が自分探しのプロセスに入る可能性があります。青い鳥を追い求める過程で、個人は自分自身や自分の価値観について考え、新たな目標や意味を見出すことができるかもしれません。ただし、青い鳥症候群は単なる目標の達成に依存する傾向があり、自己探求の本質とは異なります。自分探しは、より深い自己理解と成長を追求するプロセスであり、単なる目標達成によって幸福を得ることよりも、内面の充実と調和を重視します。


マズローの欲求段階説

マズローの欲求段階説
「やりたいことが分からない!」という人が増えているのは(自分のその気持ちをちゃんと自覚して取り組んでいる人が増えているのは)、マズローが語った「欲求階層」における「自己実現の欲求」で生きようとする人が増えているということだと思います。

https://maslow-quest.com/2021/06/08/%E8%87%AA%E5%88%86%E6%8E%A2%E3%81%97%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E8%87%AA%E5%88%86%E6%8E%A2%E3%81%97%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E6%84%8F%E7%BE%A9/


マズローの欲求5段階説

高次元の欲求を実現しようとしている人が増えている(ように感じる。SNSなどを見ていると)。これは良い社会になりつつある?ということでしょうか。一方で、低次の欲求を満たすことでも幸福感は得られます。「高次元の欲求を満たそうと苦しむぐらいだったら、そもそもそんなものは目指さずに低次の欲求(食べる寝る)だけ満たしてればいいんじゃね?」という意見もわかりますし、そういう生き方をされている人もネット上で見かけますね。

※ここで気をつけないといけないのは低次の欲求を満たすことが低レベルなこと、高次の欲求満たすことが高尚なこと、と捉えられかねないことかな、と思いました。もしかすると、低次の欲求を満たしありのままに生きる(?)ことこそがその人にとっての自己実現かもしれませんしね。ここらへんは原典を詳しく読んでいないので、マズローがどのように考えていたのかは勉強しないといけないと思いました。

以上、読んでいただきありがとうございました。

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