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junaida展に行きました。

こんにちは、かぴです。
昨日は待ちに待った『junaida展』に行ってまいりました!
展覧会を通して思ったことや感じたことをまとめてみましたので、ちょっとしたすき間にのぞいてみてください。

入り口

まずは、この入り口から。
いや、もうね、わくわくが溢れ出ちゃうんですよね。
なんですか、この『みち』の表紙がデーンって。
この先になにがあるのか、わくわくしないわけがないでしょう。

と、はじめからかなりのテンションで始まったわけですが、テンションを保つことはできるのでしょうか?(察して)

第1章 交錯の回廊

さて、テンションも上がったまま、『第1章 交錯の回廊』へ。
まず感じたことは、扉を開けた瞬間に独特な空気感。
流れている音楽や照明による影響なのか。
ついにはじまってしまったと思ったのもつかの間。横にならぶ絵。
え、待って。これもしかして、繋がってる?え、繋がっちゃってるよ!
と、10枚の絵が1つの絵になっていることに驚き、1枚1枚の情報量がまぁとんでもない。こんなんいくら時間があっても足りないだろうと、まるでゼルダのブレワイをはじめた時の感覚。
と、はじめの部屋で息切れをしながら第2章へ向かうと。
おっと、なんだこれは。

怪物たちが動いているじゃないか。
しかも、自分の影が怪物の影と重なって、自分も怪物になっているのではと思わせる風景。わくわくメーターがぶっ壊れました。
さらに、『の』の帽子とコートを着たキッズが一緒に歩いているではないか。
偶然の夢の共演。最高か。

第2章 浮遊の宮殿

早くもライフポイントが残りわずかとなり『第2章 浮遊の宮殿』へ。
この章では、絵本から文字を除いた原画が展示されていました。
絵だけになると、絵本とは別物かと思うほど異なる印象。
並び順が少し違うだけでイメージも変わり、『街どろぼう』の月が変化しているなど、新たに気付かされることも多くありました。
と、真面目に落ち着いて鑑賞できていると思いきや、進んでいくと

これである。自分の中にモラルという言葉がなければ、叫んでいたであろう。
そして、残りのライフポイントはきあいのタスキがなければ0になっていたであろう。
展覧会のメインビジュアルである3枚の絵。原画と拡大したもの。なんだこの配置。配置による思惑なのか、原画と拡大したものを交互に見ると、絵を体験している感覚になりました。
自分でもよくわからん。
クタクタになったまま、次章へ。

第3章 残像の画廊

今までの章とは異なり明るくどこかあたたかい雰囲気。
ちょっと休憩と思いながらゆっくりじっくりと鑑賞。
本の表紙になった原画も展示されていたのですが、やはり、原画だけだと違う印象を受けます。個人的には余白に書いてある表紙になった時を想定した線に興奮しました(変態なのかもしれない)
さて、ついに最後の章へ。

第4章 潜在の間

なんなんだこれは。最後にトドメを刺しにきたのではと思わせる空間。
遊戯王の杏の声が聞こえてきそうである。
ここでは119点の作品がずらっと並んでおり、ここだけで1つの展覧会ができるではないかと思ってしまいます。junaidaさんは本の原寸大で作品を生み出すので、展示されている作品がそのまま本になっているそうです。しかし、鉛筆のタッチや筆のタッチなどをリアルに感じることができるのは、展覧会ならではだなと感じました。

まとめ

正直、つかれました。展覧会や美術館にはたまに行くのですが、ここまでつかれたのははじめてです。しかも嫌なつかれではなく、もっとくれと思わせるおいしいご飯が山のように目の前にあり、好きなようにお食べなさいと言われているような感覚に近いと思います。
正解やゴールが不明確だと恐怖を感じてしまう私にとって、正解がないことを楽しんでいるjunaidaさんの考え方はとても素敵であり、目指していきたいと感じました。

では、また!

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