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2015 3/8「2月に読んだ本」

2月はほとんど本を読まなかったのだ。

唯一読んだ活字の本がこれなので、

読んでない本について堂々と語る方法


もう忘れてしまったけど読んだことのある本、
パラパラっと流し読みだけした本
読んでみたいなーって思ってる本
そんな本について、この本を読んだ上の実践として「読んだ本」として語るのも今や可能なわけだけども、だいたいここで本について語るつもりは無く、ただ備忘録として書いてるのだから、読んだ本のことだけ書けばいいのだ。正直であることはだいたいにおいて一番安易な選択ですね。
大体わざわざ今月読んだ本などを(ただの一冊なのに!)わざわざ書き留めておかなきゃいけないほど、かくも読書経験などというものは、儚く移ろいやすい不確実なもので、たとえ読んだところで読んだその先から忘れていく、仮に残るものがあったしても、それはもう本来のテキストは関係のない好き勝手に咀嚼され呑み下された後の「本を読んだ」というだけの残滓が、なにゆえ実生活の体験以上に貴重な経験であると「神聖化」されているのはどういうわけか、というのがまずはこの本の最初のテーマで、以下あらゆるシチュエーションにおいてあるテキストについて正確に語ることの困難さを説き、ゆえにむしろテキストを読まなければこそ、正確ではないにしろ(そもそも正確であることは極めて不可能に近い)それぞれの場にあった読書体験の披露が可能であると結論し、最終章はその具体的な方法に及ぶのだけど、まあネタバレはこの辺にして(それにもうほとんど忘れてしまったし)、結局僕の最終的な感想は「ああ。やっぱもう少し本を読まなきゃダメだな」という感想だけ残るのだから、やっぱり本なんか読まなければいいのだ。


あーあと、「くくりひめ」1〜3巻も2回くらい読み返したよ。(笑)
迷亭にてまだ貸し出ししてまーす(笑)

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