2015 3/9「いのしし!」
昨日はお友達のあきちゃんからいただいたイノシシ肉で猪宴会でした。
このイノシシ肉、この間の西表島の「やまねこマラソン」の交流会の抽選会でゲットしたもの。
実は先日ご結婚されたばかりのあきちゃんご夫妻のお祝いと、新栄公園公園横に「寺子屋」という児童デイサービス施設を開設徳さんご一家のお祝いも兼ねて、その新しい寺子屋でイノシシ料理を味わいました。
でそのイノシシ肉がこれ。
かなり皮が厚い。
これはこのままでは到底歯が立たないので、半分はイノシシ汁用に皮ごとスライスして、香味野菜と一緒に水と泡盛でコトコトに始めます。
残り半分は皮めに包丁を入れて、肉と皮を切り離します。
皮は圧力鍋に入れて、沸騰してから10分ほど圧力をかけて火を止め、冷ます。
この状態はまだコリコリとした食感。一部はこの状態で細切りにしてもやしとゴーヤと合わせて中華和えに。残りは玉ねぎ、せろり、ニンンクを細かく刻んだのを炒めたのと、サイコロ状に切った皮を白ワインとトマト缶、皮の煮汁でじっくり煮込みます。のちに大豆水煮を加えさらに一時間ほど皮の煮汁を加えながら焦げないように煮込み、ペースト状になったところで塩と各種スパイスを加えて「猪皮のチリコンカルネ」の出来上がり。
さて皮を外した肉の方は、一度冷凍庫に入れて半冷凍にして切りやすくしてから、薄くスライス。塩麹と日本酒ごま油をまぶしておきます。
これを焼肉に。
かえし醤油に赤味噌、黒糖、日本酒、ごま油、豆板醤、酢、ネギとニンニクと生姜を刻んだもの、すりごまでヤンニョンジャンを作り、さっと焼いたお肉を島産のチシャ菜に島野菜と一緒に巻いて食べようという算段。
さて柔らかく煮えたイノシシ肉には大根、島人参、島ごぼう、キノコ類、九条ネギを加えさらに一時間ほど煮込み、白味噌、赤味噌、醤油、黒糖で味付け、白菜と春菊を加えたら、一煮立ちさせて最後に粉山椒をたっぷり加えます。
さてこれで料理の準備はOK。
会場の「寺子屋」に運び込みます。すでに会場には小百合さんの手料理が食べきれないほど!
というわけでお祝いの挨拶もそこそこに乾杯!
で、肝心の料理の完成写真はというと。。。
いやなんか、肉を焼くのと食べるのと飲むのと喋るので忙しく。。全然撮ってないや(笑)
かろうじてもう宴も最後のほう、酔っぱらった状態で撮った二枚。
イノシシ焼肉!
イノシシ汁!
いやこれじゃ何が何だか(苦笑)
でもイノシシ肉、匂いもくせもなく、旨みが濃くて大変美味しいお肉でした。皮もコリコリな硬さも、ねっとり煮込んだのもどちらも豚のミミガーやテビチとまた違った食感で、これは癖になりそう。
ちなみに今回の料理は迷亭ではでませんので、(1.8k、きれいに平らげました)悪しからず。
でも、こんど個人的に手に入れて店でも出してみたいなあ。
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