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2015 4/5 「西表島に行ってきた!(続き)」

(承前)

翌朝の朝食は昨夜の残りの猪ハムとチーズ、持参したベシャメルソースと卵でクロックムッシュ。
ご飯も炊いてオクラとおかか、叩き梅の混ぜご飯でおにぎりも握っておく。
宿の自転車を借りてお隣の祖内集落まで散策行。
ここも節祭で有名な前泊浜。
左右を山で囲まれた長い弓形の浜、目の前にまるま盆山という小さな島。

天気も良く、しばらくぼーっと海を眺めながらビールを飲んでたい気分だけど今日はまだ早い(笑)チェックアウトの時間に合わせて宿に戻る。

宿の前のデイゴが綺麗でした

のんびりと、ゆっくりと島を楽しむつもりだったけど、やはり西表に来たからには亜熱帯のジャングルも体験してもらわないと、ということで浦内川へ。
まずは簡素な作りの観光船で30分ほどの川上りクルーズ。

沖縄一の大きさの浦内川は左右の緑濃いジャングルの風景、マングローブの林と雄大で、日本とは思えない風景。風も心地よくとても気持ちが良い。
上流の船着場から、2時間後の下り線の時間を確認してから、マリュドゥの滝、カンピレーの滝をめぐるトレッキングへ。
トレッキングといっても整備された遊歩道をたどり、上り下りもそんなにはきつくないので、往復一時間半、楽しんで散策できるコース設定。
とはいえ、真夏並みの暑さ。そよ風が渡る緑陰のコースとはいえ、汗は吹き出る、息は荒くなる。
まだかまだかと言いながら30分後「マリュドゥの滝」に到着。

というか滝がきれいに見える展望台でした。さらにそこから15分歩いて「カンピレーの滝」へ。ここは滝のすぐ間近まで降りれるのですが、幅が広く落差のあまりない岩を幾段も水が流れていく様子で滝というよりは急流という感じ。

帰りは同じ道をたどるのですんなり帰還。

再び遊覧船で川下り。そこからバスで上原港まで戻ろうというところで切符売り場で時間を確認すると、安永観光のバスがちょうど来るくらいの時間!
慌ててバス停に向かうがすでにバス停ではキャンパーのグループが大きな荷物抱えて途方にくれてる。もう出ちゃったみたい。。。
そして次のバスは一時間半後。。。

さすがにもう歩く気にもなれずダメ元でタクシーに電話する。
すると近くにいるので10分で行けるとのこと!ラッキー!

ここで改めて今回苦労した西表上原地区の交通事情のまとめ。
まず西表の路線バスは大原地区の豊原から上原地区の白浜まで、1日に4回しか往復しない!これだけで、島内あちこちバスで巡ろうというのはまず無理。
あとそれ以外に安永観光、八重山観光が船の発着に合わせて送迎バスを出しているのだけど、これがわかりづらい。安永の方は一応船の乗船券を持っていれば自由に何度でも乗り降りできるのか?八重山観光のバスは完全予約制などと書いてあるし。。。
いづれにしろあまり公に宣伝してないので、非常に分かりづらい。
とりあえず西表上原地区に行くときは安永観光のチケットを買うことをお勧めします。
また路線バスも安永のバスも他の周遊船や連絡船の(浦内川の観光船や船浮への連絡船)時刻表とは全然連絡してないのでそれも注意。
バスでいろいろ回ろうと思ったら入念な下調べが必要のようです。
それとタクシー。これも上原地区には営業所がないので、まず交通手段としては除外したほうがいいです。一応呼べば来てはくれますが、通常は一時間近く待つことになります。そしてタクシーの運転手さんも嘆いていましたが、呼ぶだけ呼んで待ちきれなくなって、あるいはバスが先に来て、向かってる途中でキャンセルされることも多いらしい。それも酷い話だ。
ともかく西表はとても不便な、それが当たり前の離島だということをちゃんと頭にいれて置かないということですね。しかも石垣島より大きい島なんだから。
石垣に住んでると逆にそのことが忘れてしまう。良い教訓になりました。交通手段はやはりレンタカーがベストということになるんでしょうか。でもビール飲めなくなっちゃうからなあ(笑)

閑話休題

上原港に無事到着。
再び天気も回復して、港からはバラス島がよく見えました。
船まで時間があったので港の前のデンサー食堂にて生ビール!
そしてそばに、ゴーヤチャンプルー、チャーハンなど。

結局、飲んで食べてばかりだ(笑)

でもお天気にもホント恵まれて、西表の海も山も川も満喫できた2日間でした。

(了)


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