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2015 2/19 「旧正月」

昨日は島で二回目のお正月、旧暦のお正月の元旦でした。

沖縄では未だに旧暦の風習が色濃く残ってるとはいえ、さすがにお隣の台湾のように玄関先で爆竹鳴らしたりとかの賑やかな風習が残ってるわけではなく。
一番旧暦が身近な筈の海人の船にも、大漁旗など掲げてるのはわずかでした。
それでも各集落では生年祝賀会の催しもあり、各家庭でも今年が干支のお年寄りのお祝いがあったようです。
さながらお正月というよりは、敬老の日といった趣。

さらに八重山には「十六日祭」という「グソー(あの世)のお正月」があって計3回のお正月があるのです(笑)(十六日祭に関したはまた別の機会に。)
そういえば昨日ちょっと興味深いネットの記事を見ました。

【リアル天地明察】2033年以降、旧暦が決められなくなる?どんな影響があるの?

18年後の2033年には今の旧暦と呼ばれてるものが使えなくなるんだって。仕組みはよくわからんのですが。本来50年、100年ごとに改暦してつじつまを合わせなきゃいけないものが、明治以降正式な暦がグレゴリオ暦で採用されてしまってるので依頼170年くらい改暦されておらず、現行の暦では閏月(そういうのがあるんですよ!)が設定できず破綻してしまう。
でも国としては別の正式な暦がある以上、旧暦の改暦作業は行わず、民間でよしなにしてくれと言うことらしい。
ならば、ここは沖縄が改暦の名乗りを挙げるべきじゃないかな。多分日本国中で旧暦に慣れ親しんでるのは沖縄のはずなんだから。
いっそ旧暦じゃなくて琉球暦にしちゃうなんてどうですかねえ。
沖縄の存在感示す、かなりいい機会だと思うんだけどな。



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