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2015 3/7 ヒージャーカレーそば」

「ヒージャーのスパイス煮込み」というメニューがおかげさまで好評で。

でこの前、割と大量に作ったんですね。
実はヤギの肉って意外と高いんですよ。石垣牛とは言わないまでも、普通の石垣産黒毛和牛と同じくらいの値段はする。なんでわりとスープ風というか、汁多めで作るんです。
で、ちょっとその多めに作って余ったスープを試しにカレー風にアレンジしてみたらこれがめちゃくちゃうまい!まあ、マトンのカレーと思えば、それはそうだろう!という感じでしょ?

なんで今度は初めからカレーのつもりでやってみようと思い、昨日作ってみました。
今回お肉は「たきどぅん屋」さんというお肉屋さんで買ってみました。ヤギ汁用は骨つきのぶつ切り肉と骨なしの綺麗に切りそろえられたお肉があり、今回は倍の値段ですが骨なしの方を購入。
以下ざっとレシピ。

・ヤギ肉を水で洗いひたひたの赤ワインに一晩漬ける。
・一晩つけたヤギ肉を取り出し、水分を拭いて軽く塩をしてオリーブオイルをまぶして中火のフライパンで焼く。
・同時に鍋にオリーブオイルとバターを半々に入れにんにく、生姜のみじん切り、鷹の爪、クミンホールを鍋が冷たいうちから火にかけ、香りが出てきたら玉ねぎスライスを炒める。
・圧力鍋に焼いたヤギ肉、炒めた玉ねぎ、マリネした後の赤ワイン、水を加え火にかけ、圧力がかかってきたら弱火にして15分、火を止めてそのまま冷ます。
・その間に小麦粉、バター、バルサミコ酢、トマトジュースでブラウンルーを作る。(ルーの細かい作り方はまた長くなるのでいずれ別項にて)
・煮混んだヤギ肉汁を再び火にかけルーを加え、よく溶かす
・カイエンペッパー、ブラックペッパー、チリパウダー、コリアンダーシードパウダー、ターメリック、クミンパウダー、カルダモン、ガラムマサラなどのスパイスを加え煮込み、塩で塩を加え、ガーリックオニオンペースト(ニンニクと玉ねぎをオイルで煮てガーリックオイルを作ってるのですが、余ったにんにく玉ねぎをペーストにして取っておいてあります。これもいづれ別項にて詳述)、黒糖、ナンプラーを隠し味に加えてさらに15分ほど煮込み、最後に火を止めてココナッツミルクを加える。

昨日はルーの酸味が前面に出てしまい、スパイスも馴染んでない感じでしたが一晩経つと、いい具合に全てが馴染んでました。

で、島野菜も加えて、八重山らしく島そばにかけて実食。

うん、美味い!美味いよ!

が、しかし

いや、まて

美味しいけどこれでは

致命的な欠陥が。。。



ヤギ臭くないじゃないか!

そうなんですよ、なんかちっともあの独特なヤギ臭がしない。。。

これではヤギ料理とは言えないのでは?
買った時から肉を嗅いでも匂いがしない。「良い処理がしてあるなー、良いお肉だなー」と思ってた。それでも一晩マリネして、焼いて温まってもヤギ臭ほぼなし。圧力鍋にいれて蒸気が吹いてもホンワリ香る程度。
やはり骨つきじゃないとダメなのか?
そして、スパイス入れたら、


ただの美味しいカレー、出来ました。


なので、


ヤギの嫌いな方、食べに来てください!

ええ、売りますよもちろん。おいしんだもの。

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