【間に合わなくなりました】今からでも間に合う!悩めるチュッピ向け『ワッチャ!リーディング!マジック!』おすすめポイントまとめ

この記事はイベントの楽しさが飽和した結果、何か布教活動をせずにはいられなくなった在野のチュッピの主観に基づき、3公演ごとの違いやおすすめポイントを紹介する記事です。
性質上、多少のネタバレは含みますが、公演の楽しさを損なわない程度に留めるよう配慮はしたつもりです。

ラストの感想部分に関してはネタバレお構いなしになりますので、ネタバレを知りたくない方はその手前までで閲覧を切り上げてください。

もしもネタバレを全く気にしない!という方でしたら、この記事を読むよりも各種レポートや「 #プリマジ朗読 」「 #プリマジ単独 」といったハッシュタグでレポイラストを探してみると、より臨場感がある情報に触れられると思います。とてもおすすめ。



はじめに

2023年9月15日(金)と16日(土)、記念すべき『ワッチャプリマジ!』初の単独イベント『ワッチャ!リーディング!マジック!』が開催されました。
既にanimate Timesや4gamerといった各メディアで公演内容のレポートが公開されていますね。

大盛況の中終了した本イベント、2023年10月1日までは、配信チケットを購入することで楽しむことができます。
そう、この記事が公開された今ならまだ間に合う!

配信チケットはここから買えます
https://avex.jp/primagi/news/detail.php?id=1110852
(2023年10月2日追記:公開終了したので買えなくなりました)

「興味あるけど、どの公演を見ればいいか迷う」というチュッピのため、イベントの基本的な情報や見どころ、各公演で違う大まかなポイント、公演ごとの個人的なおすすめポイントについてまとめてみました。
文章を細かに読むのが面倒な方も大丈夫なよう、太文字の部分だけ斜め読みすればなんとなくわかった気になれるよう書いています。

イベントの基本情報

『ワッチャプリマジ!』初の単独イベントは朗読劇!
プリマジの収録期間がコロナ禍と重なり分散収録だったこともあって、キャストが一堂に会する機会自体が初めてということ。

各公演の上演時間約2時間です。

出演者は、陽比野まつり役・廣瀬千夏さん、みゃむ役・小池理子さん、弥生ひな役・内田彩さん、チムム役・引坂理絵さん、心愛れもん役・鈴木杏奈さん、きゃろん役・吉河順央さん、皇あまね役・庄司宇芽香さん、ぱたの役・小原好美さん、甘瓜みるき役・相良茉優さん、ジェニファー・純恋・ソル役・青野紗穂さん、御芽河あうる役・藤寺美徳さん、めが姉ぇ・タテジマ・タントちゃん役・伊藤かな恵さんの、計12名

脚本天真みちるさんによる書下ろし
アニメ本編では主にあまね様回の脚本を担当されていた方です。宝塚で男役として数々の舞台に立たれていた経歴も踏まえると、生で行う朗読劇の脚本においてこれ以上ふさわしい方もいなかったんじゃないかと思えます。

物語の時系列は最終回から半年後
ひょんなことから一堂に会した面々によって行われることになった舞台「シンデレラ」をめぐる、不思議でワチャワチャしたストーリーとなっています。
朗読劇に絡めて出演者がゲームで対戦をしたり、最後には全員によるライブがあったりと、バラエティに富んだ楽しいイベントです。
キャラクターのその後についても触れられています。あのキャラは最終回後、どのように過ごしているのか?気になる方は要チェック。

ちょっと補足

これは個人的には結構重要な部分かなーと思うところ(かつ、わざわざ言及している人があまりいなさそう)なのですが、今回の劇中のマナマナたちはマスコット形態です。
実は本編が始まるまで、キービジュアルのマナマナが人間態なので「もしや…ついにマナマナ人間態を見たパートナーたちの反応が拝める!?」と身構えていました。ふたを開けたら本編でおなじみマスコット状態の語り口だったので、馴染み深く微笑ましいやり取りが楽しめて嬉しかったです。
なので人間態を見た各パートナーの反応はまた今後の展開に持ち越しです。楽しみに待ちましょう。

3回ある公演、まだどれを見るべきか悩んでいる方もいるかもしれません。
そんな方のために、どこが違うかポイントをまとめてみました。

ここが違うよ3公演

1.出演者が違う(=展開が一部違う)

3公演中16日昼公演だけ、小原さんが出演していません
そのため、ぱたのが果たしていた役割を、他のキャラクターがカバーする形で物語が進行します。

2.ゲームが違う

バラエティパートとして、出演者全員によるゲームが行われました。
流れとしては劇中劇「シンデレラ」の配役をどう決めるかで揉めた結果、全員参加のゲームで勝負することになる…というものです。
ゲーム内容が3公演全てで異なっており、それぞれに全く違った楽しさがあります。

3.アドリブが違う

3公演ごとに違ったアドリブが飛び出します。
顕著なところでは、前述のゲーム内容を踏まえたアドリブが各公演で繰り広げられています。
全ての公演を見ると、初回公演を受けて次の公演はこう、さらにそれを踏まえて…という変化を感じられるのがたまりません。

逆に同じ部分としてあえて挙げるとすれば、ラストのライブ楽曲(『ワッチャ!プリーズ!マジック!』一曲のみで固定)あたりでしょうか。

各公演のおすすめポイント

15日

記念すべき初回公演です。
初回ということもあってか、アドリブの度合いは一番おとなしかった気がします。
プリマジファンで「アニメのその後がとにかく知りたい!」というチュッピがどれか一つだけ見るとするなら、この回が一番いいかなと思います。
ゲームパートでジェニファー青野さん、あまね様庄司さんのおちゃめな部分が3公演の中でも特に際立ってたかなぁと思うので、お二人のファンの方には特におすすめの回になります。

16日・昼の部

前述の通り、小原さんの出演がない唯一の回です。
その穴埋めとして、展開の一部をぱたの以外のキャラクターが補う形になっているのが最大の変更点です。
結果的に他の回よりも若干きゃろんの出番が増えているので、吉河さんファンのチュッピにはお得かもしれません。
アドリブ面では、前日で手ごたえを掴んだからか、結構ワチャワチャ度合いが増していて、前日以上に笑えるシーンが増えていました。

16日・夜の部

千秋楽ということで、ワチャワチャ最高潮の回です。
今回は特にあまね様というか庄司さんがぱたの小原さんの嫉妬心を煽るようなアドリブが多く含まれています。
さらにアドリブがみゃむの魔法並みに大暴走し、シナリオが明確に他2公演とは異なっているのが見どころです。
ある一か所、みるきのスペシャルシーンがあるので、みるきファンの方には特におすすめです。

ざっくりとしたピックアップにはなりますが、こんなところでしょうか。
もしここにない情報で気になることがあれば、ツイッターの方(https://twitter.com/nknnknnknht)でリプ等いただければ可能な限りお答えしますので、お気軽にどうぞ。

ただ!
本音を言えば!
時間とお金の余裕があるならば!

3公演を時系列順に見て欲しい!

アドリブの部分でも触れたように、前回の公演を踏まえたアドリブによる化学反応が盛り上がりに拍車をかけているんですよね。
特にシンデレラ役をめぐるみるきの行動や、朗読劇最終盤のみゃむのセリフがそれまでと同じでありながら全く違う意味になる千秋楽など、通しで見て初めてわかる違いの面白さがあります。
こればかりは一つの公演だけ見ていても比較できない部分ではあるので、もしどれか一つ見て心の底から楽しいと思えたなら、全ての公演を見て損はないと思います。

以上でお伝えしたいことは終わりになります。
ここから下は勢いだけで殴り書いた感想と呼ぶよりは走り書きのメモのような読み応えのない長文になります。
前述したように公演のネタバレも含みますので、ご興味のない方はここまでで回れ右をしてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

【ネタバレあり】益体もない感想


僕、こういうイベントに参加したの、人生で初だったんすよ。

プリマジのアニメに一話からめちゃハマって、最終回でマナマナ人間態を見て情緒がぶっ壊れて、この先の物語が見たくて見たくてしょうがない悶々とした日々を送る中、新しい物語に触れられる機会が今回のイベントだったじゃないすか。だから飛びついたんすよ。
で、実際にイベント行くまでは「まあ一回どれか見られたら御の字だわ」くらいの温度感だったけど、現地パワーすごいね。映像で見るのと全く別物だったわ。全通する人の気持ちが瞬間理解できたもの。
しかも座席が前から二列目のど真ん中で、舞台上の人らの顔がはっきりわかる場所だったんすよ。イベント沼の魔物が深みへと引きずりこむために用意した仕組まれた座席だったとしか思えない。まんまとこのざまよ。

初日現地のことをつらつら。
なんかボケッと階段脇に立ってたら、まさかの階段で会場に行けの指示で先頭に並ぶことになって、気合入りまくったみたいになって笑っちゃった。

さておき開幕直前、袖からの廣瀬さんたちの声が聞こえた瞬間からもうテンションマックスリラックスよ。
一年間毎週のように聞き続けた「魔法でぶっとび!ワッチャッチャ!」を生で聞けた瞬間に成仏しそうになったわ。

全体通して廣瀬さんの熱意がめちゃ伝わってきたの良かったね…。初単独の座長としてもっとガチガチに緊張しちゃうんじゃなかろうかとか勝手に心配してたが、なんかもう本当にワチャワチャと楽しそうにしてて、こっちまで嬉しくなっちゃったわ。まつりが主役で良かったなぁと思ったのと一緒で、廣瀬さんがまつりでいてくれて本当に良かったと改めて思ったわね…。

小池さんの振る舞いがピョコピョコしてんの、あまりにもみゃむじゃなかった?アドリブでは周囲がボケばかりだったからか、自然とツッコミ役に回りがちだったの面白かった。みゃむってそういうとこあるよな~って印象も含めて、小池さんのみゃむらしさが存分に出てるのすっごい良かった~。衣装含めて本当に可愛くてびっくりしちゃった。

そう、上で触れてないけど衣装だよ衣装。みんなしてキャラの再現度高くてすごかったなー。

ただでさえジェニファーの雰囲気がある青野さんがオレンジの肩出し衣装着てるんだもん。あまりのジェニファーぶりに慄いて手が付けられなかったわ。
そんなカッコいい人がナチュラルに引坂さん連れてっちゃって、スケッチブックにほぼ全身隠れるように蹲ってるシーン、「服とスケッチブックが同化してる…」って面白さに耐えられなかった。てるてる坊主発言も「わかるけどそれ言っちゃダメでしょ!」って内心ツッコミ入れてたもん。

庄司さんもあんなカッコいいのに初日のゲームパートで右往左往してんの面白くてすげぇ笑っちゃった。昼の部でコメント回ってきた時もぽや~っとしてたしね。でも千秋楽のハグはね。ずるいよね。
もうさー、本当に立ち居振る舞いがあまね様なのよ。ライブの写真見た時から脳がパニック起こしてたけど、現実で見たらもうキャーキャー言っちゃうに決まってるじゃん。一秒ごとに好きになっちゃうよ。そりゃ小原さんも突然称えるよ。

内田さんも衣装と全体から漂う雰囲気がすっごいひな先輩っぽくてびっくりしたなー。意外と似合ってるいじわるな姉役も楽しかったし、毎度ゲームの内容を受けてまつりにチクチク言うのが面白すぎた。阿智彦完全再現の昼の部、いったい何を見せられてるのかわかんなくなるくらいには混沌とした絵面だった。

別世界のめが姉ぇが顔を出した「システムで~す」がまさか千秋楽で回収されるとはこの時は思ってなかったわ。こういうコンテクストの高い笑いがあるの、シリーズに属した作品ならではの地層が垣間見える瞬間でたまらん。
伊藤さんの一番印象に残ってる場面、最年少の藤寺さんの後ろに隠れて庄司さんを非難してたとこ。ああいうの見てると仲いいんだなーって思える。

プリマジスタだと一番好きだったあうるちゃん、今回も可愛かったですね…。褒められた時の藤寺さんのはにかむ演技、あれがあうるちゃんの可愛さを十二分に表現してくれていて、それが生で聞けて感無量。「こんなにテンション高いめが姉ぇ初めて見た…」ってボソリと言うシーンでめちゃめちゃ笑った。千秋楽で笑い過ぎて読めなくなったとこ、トラブルと言えばまあそうなんだけど、微笑ましすぎて大好きだったわ。

アドリブでは引坂さんがチムムというコメディリリーフの立場を活かして結構はっちゃけてたのが楽しかったなー。アドリブの異様にケンカ腰な部分も好きだったし、それ以上にしゃべってるだけでめちゃめちゃ面白いのほんとにすごいわ。俺を感動に導いた野乃はなと同一人物とはとても思えぬ演技。いやまああいつはあいつでめちょっくしてたが。

相良さんもみるきの印象そのまま(これって褒め言葉になるのか?)であざと可愛かった~。あまね様にメロメロになるところとかアニメの光景が目に浮かぶようだった。最終的にシステムに打ち勝ったのほんと最高。みるきシンデレラに至るまでの流れ、全部の公演を通しで見たからこそ爆発的に面白かったなー。通しで見ることの価値、教えていただきました。

鈴木さんもね、デレるみるきに嫉妬した反応見せたアドリブが毎度違うのすごい好きだった。頭撫でるやつもうほんっと大好きで、直後の「れもんじゃないお」も、それでショックを受けるれもんもね、たまんなかった。こういう関係性を感じさせるアドリブやってくれんの嬉しいね。

吉河さん、まさか生でエクトプラズムをキャッチしてくれるとは…。昼の部でぱたのの不在を補ってきゃろんと一緒に楽しそうにダウジングしてるの良かったな~。セリフがない時も本人が言ってたようにニコニコと見守ってたのがきゃろんみあって嬉しかった。

個人的に今回、いろんな意味で小原さんがたまんなかった。庄司さんとお揃いだらけにしてルンルン状態からの、めが姉ぇとの結婚式に崩れ落ち、まつりやみるきにちょっかい出すとこ見せつけられるという酷い仕打ち。千秋楽で「もう素を出そう!」と全部ぶちまけるとこはもう完全に小原さんの独壇場で、全員が見守る中でのハグで全て解決…からの「香水も一緒」って爆弾落としてくんだから、こっちの情緒もめちゃくちゃだよ。

ワッチャプリラジでも分散収録のことが言及されてわかったつもりだったけどさー。廣瀬さんや小池さんの涙を見ると、単独イベントが初めてであること以上に、プリマジをこれまで愛して作り上げてくれたキャスト陣が文字通り同じ舞台の上に立って物語を築き上げたという事実があまりにも大きくてさ。
初日の廣瀬さん小池さんのコメントを聞き現地でしめやかに泣き、昼の部の庄司さんのコメント聞きながらそっと泣いて、千秋楽の二人と鈴木さんのコメント聞きながら泣いて、キー打ちながら今も軽く思い出して泣いてる。
鈴木さんの涙ながらの『Dreaming Sound』ライブの件も、聞きながら「俺も…俺も聞きたい!!」ってなったもん。
時期が悪かったと言えばそれまでかもしれないけど、それだけで終わらせるのはあまりにも寂しいもんなぁ。

作品にハマったオタクができる恩返しなんて、コンテンツに直接金を落とすか、様々な形態・方向性で盛り上がってる楽しそうなところ見せて新規さんを招き入れるかくらいしかないと思うんですよねー。
個人でいくら「単独!もっと単独やって!!新しいお話みせて!!」って叫んだところで、それだけじゃどうにもならんのだし。
となると自分一人でわーわー言うのも大事だけど、「これこれこんな素敵なものがありますよ」と紹介して、たまたま見てくれたうちのたった一人でも「どうれそれなら金を落として見てやろう」というチュッピを増やす方が、コンテンツの継続を望む上では建設的な行為だよなぁと思い、この文章を書くに至りました。

なんてこと言ってるけど、根本は青野さんが「一番大事なのはSNSで見たいことをしつこいくらい言ってくれたら叶うかも(要約)」っていう言葉を受けたからなんだよね。

まあぶっちゃけ残り一週間程度しか配信期間がない中、普段これといって界隈らしいところに属してもいないチュッピが勢いで書いた記事が、必要な人の目に届くかもわかんないんですけどね。それでも思いついた以上、やらんよりはいいよねの自己満足で書いたんですが…少なくとも自分がどんだけ前のめりにハマったかの足跡にはなるからOKです。

というわけで、現状では円盤の告知もないから、ここで見逃したらそれきりもうこのお祭り騒ぎが見られないのはあまりにも大きな損失なので、少しでも引っかかるものがあったら見て欲しい…。
そして次回は現地に足を運んで欲しい…例えお前の当選が俺の落選につながったとしても、唇を噛みながら祝福したるわい…。

この先に見たいこと。
ツイッターでもつらつら言ったように、やっぱりオールキャストでの単独が見たいね…。また朗読劇でも嬉しいし、ライブでも泣いちゃうな…。
はにたん、TrutH、祈瑠、リューメも来て欲しいよ。フェスリダ・マツリダか阿智彦司会でさ、プロデュースド・バイ・オメガ・コーポレーションでイベントやって欲しいんだわ。そして道人とプリマジしてくれ。新曲で。いや二人によるDon't be Afraidカバーもめちゃめちゃ聞いてみたいが。
あともしそれでやるならね、オメガ組がプリラジで言ってたように、社歌を作って欲しい。オメガ社歌の全員合唱タイムが欲しい。
これは前から言ってるけど、マナマナ人間態を初めて見たパートナーの反応がもうマジで知りたい。朗読劇と言わずドラマCDとかでもなんでも。金なら出す。前の合同ライブとか見てないけどその辺でやってないよね…?

これ以上書いてるとどんどん遅くなるので、このあたりで。
プリマジ、盛り上がってくれ。どこまでも。

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