功利主義と生態系

どうも、ナカです。

やはり人は大いなる大地の恵みを前にすると、血湧き肉躍ってしまうのでしょうか。
子どもらの専らの趣味は動物狩りです。

こちらの写真は、GW初日に無人の海を蹂躙した模様。

季節外れの真夏日に
手当たり次第に
岩めくり。

驚き慌てた甲殻類
パッと掴んだその右手
突き上げ浮かぶ恵比寿顔。

そんな遊戯に味をしめ、
同じ海に再び向かったGW4日目の模様がこちら↓

私の最も意味嫌う人混みではないですか!
「あー、今日はディラックのデルタ関数のx=0の日だったか」
とか、そんな話はどうでも良い。

混雑にも負けず、また今日も甲殻類・魚類・藻類を鷲掴み。
しめしめ、と自宅に持って帰ろうとする息子。
本当にやめてくれ、ウチが磯臭くなる、と怖れる父はこう諭しました。

ナカ「家に連れて帰ったら、カニさん栄養がたりなくて死んじゃうかもしれないよ~。可哀想じゃ~ん。」
子「・・・(は?冗談は織田信成似の顔だけにしてくれる?、という声なき冷たい目)」

これは心に刺さらないようだ。

リベンジナカ「カニさん海でバイバイしないと、今度来たときに全然いなくなっちゃうよ~。たくさん子ども産んでもらって、また捕まえに来ようね~。」
子「・・・。そだねーー!!」

やった!刺さった!
磯臭さくん、さようなら♪
さようなら、磯臭さくん♪

随筆:やはり人間は、哀憫の情よりも功利主義か。こうして学ぶ生態系保護。

完。

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