covidー19 ~確率•頻度で世の中を考える~

どうも、ナカです。

千葉市の熊谷市長のFacebookをフォローしています。
メディアの解釈や改変が入らない一次情報として精力的に発信してくれるので、有り難いですし、今後も注目していきたいです。
※メディアの分かりやすく論点整理された情報や、市長以外の別ソースからの情報によるチェックも重要なこともまた、強調しておきます。

その市長の発信の中で、

「先週(9月9日~15日)の千葉市内での新規感染者数は41人」

との発信がありました。

約100万人の人口を擁する千葉市での41人とは、どれくらいの数値なのでしょう?

交通事故数と比べてみました。

千葉市単独の交通事故件数は、(私が数分ググった結果では)見つからなかったので、千葉県のデータから類推します。

今年1月~8月までの、千葉県内での交通事故による累計負傷者数は9574人、累計死者数は78人だそうです。
(千葉県警HPより)

千葉県の人口は約630万人なので、およそ千葉市の人口である100万人当たりに直すと、
今年1月~8月の、累計負傷者数は1520人、累計死者数は12人、です。
1ヶ月=4週間として、1週間当たりに直すと32週間で上記数値を割り算すれば、

「1週間当たりに換算した、交通事故による負傷者数は47.5人、死者数は0.4人」

ということになります。

見比べると、大体同じくらいの確率•頻度であるし、身の回りの肌感覚とも合致します。
私たちの家族友人などが、それほど交通事故で負傷していないように、それほど身の回りに感染者は出ていません。(ナカの友達が少なすぎるのではないか、などの議論は、一旦、脇に置いておきます)

これが、種々の対策で抑えられた結果の数値なのか、無症状陽性者も含む水増しされた数値なのか、解釈は変わるであろうが、同じくらいの頻度の事象ということだ。

そうすると、
『交通事故が怖いから子どもを学校には行かせない』
と言わないのに
『全国一斉休校』
をするのは辻褄が合わないし、
「交通事故の様子を毎日詳細に報道しない」
のに、
「COVID-19は連日報道する」
というのは一貫性が無い。

何はともあれ、
『定義のしっかりした数値を収集し、それをどう解釈したから、次どうしていく』
という淡々としたプロセスを続けていくことが大切と思う。

そういう意味では、
*現実の数値を知るために検査を実施する
*しっかりした情報を改竄しない
*解釈と判断の理由を示す
という当たり前のことをする政権を応援しなければいけない。

今日はマジメな投稿でした。

ー完ー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?