見出し画像

走りました 中央アルプススカイライン90k

まずは、キャンプ場にテントとマットを、すぐに寝られるよう、設置。
これで、たとえ、ぐだぐだな状態になっても、大丈夫、安心です。

天気予報は、明日(7/30)の午後から前になる模様。
自分の最近の実力を考えると、確実に泥んこ祭りになります。
ドロップ用のバックにタオルと着替えと雨具をつめこみ、どろんこに備えます。
スタートは午後5時(7/29)、蒸すも、夕方なのでそこまで暑くならず、走り出しは快調でした。

中央アルプススカイラインジャパン、Central Alps Sky Line Japan 、
なんと。コースが5種類。
 CASJ90k(86.7km +5285m、今年から!)
 SKYKINE38k(37.5km, +2561m)
 HIGHLAND20k(20.3km,+1234m)
 KOMAKAPPA10k(10.2㎞、+627m)
 MIYASAN4k(4.0㎞、+86m)

CASJ90kにチャレンジしました。
このコース、大きな3つピークがあって、いずれも1000m近く一気に上る感じ。

一つ目(標高1974m)は、林道が多く、途中から林道をショートカットするような感じでシングルトレイルを登っていきます。
登山コースではないんだろうトレイルですが芝刈り完璧で登りやすく、平地や下りは走りやすい、まだまだ元気で、気持ちよく走れました。
山を下り、スタート地点付近にきて、ようやくエイドにありつけました。
暑さのせいかが食欲がなくカレー食べれず。トマトとパイナップルをバカ食い。
ようかんをポケットに詰め込んでスタート。

二つ目(標高2088m)の山に差し掛かる(40km付近)手前で、スタッフに止められました。熊鈴を付けろ とのこと。
「えっ、レギュレーション厳しいのかな?」と思いつつも素直に、見える位置に熊鈴を付けなおし。
すると山道に入るところでまたもやスタッフから「熊鈴しっかり鳴らして!」との声。
「えっ、もしかして出っ出るのか!」と しっかりとブルっちゃいまして、もう、熊鈴を手にもってガラガラならしながら、きょろきょろしながら、山を登ります。さぞ迷惑かと。びくびくと山を登りきったと思ったところでエイド「宮田高原」が出現し、ほっとしました。
このころには疲労に加え、眠気もかなり強くなってきて、睡眠の誘惑に勝てずに15分程寝ちゃいました。
目覚めた後もだらだら、寒かったので焚火にあたりながらスープを飲みながらだらだら と過ごしました。
その後、辻山のきっついのぼりに幻覚を見ながら、下りの気持ちよい林道にうっとり夢うつつになりながら、
なんか、このコース一番の幸せラン。

三つ目(標高1672m)、伊那スキーリゾートにあるエイドでドロップバックをピックアップ。
お着換えをし、しっかりと雨具で身を包み、残り25㎞、雨ざんぶりの中、スタート。
ひたすら単調な林道の登り+900m、但し足元びちゃびちゃ、を進みます。滝修行?
登ったと思ったら、とたん冷たい雨交じりの強風、右は崖のシングルトレイル、吹き飛ばされないよう、踏み外さないよう、凍えないよう走ります。
そして、泥んこ祭。急な下り-800m。ここで膝をひねっちゃまして、痛くなっちゃいまして、踏ん張れない。なんどもころんで、泥だらけ。

最後はつらい走りになってしまいましたが、ゴールに近づきにつれ、高原の美しい景色(ざんぶりですが)
そして、ゴール。やっぱりゴールの瞬間はうれしいですね。
21時間かかっちゃいましたが、ざんぶり雨で閑散としたゴールでしたが、
メダルをぶら下げてもらって、お風呂に直行、お風呂では眠くておぼれそうになり、テントに直行、雨ざんぶりの音を聞きながら、ぐっすり(朝まで)幸せに眠りました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?