ジャニーズと紅白歌合戦

先日、紅白歌合戦の出場者が発表されましたね。ジャニーズ事務所からはKAT-TUN、関ジャニ∞、King & Prince、SixTONES、SnowManの5組が出場されます。

今年はKAT-TUNの初出場が話題になりました。デビュー15周年にして初めてです。SnowManは昨年初出場が決まっていましたがメンバーのコロナウイルス感染により辞退、満を持して今年初出場です。

ところで紅白歌合戦って毎年音楽業界全体で誰が出場か?というのが話題になりますよね。
ジャニーズにしてもそうでファンの間で議論になります。
披露曲も発表された事ですし今回はジャニーズと紅白歌合戦の関わりについて書いていきます。

その時々での出場組数

紅白においてジャニーズは90年代、00年代は94年からSMAP、TOKIOが出場を続けており、この2組で固定されていました。ですが2009年、嵐と当時存在したNYCboysというグループが初出場。4組出場する事が話題に。

その後はジャニーズ勢は基本4、5組以上が出場していますが94年以前も別に2組までと決まっていた訳ではありません。88年には近藤真彦、少年隊、光GENJI、男闘呼組の4組が出場されています。当時を察するに近藤さんは中堅歌手として実績あり、少年隊さんもヒットを出している時期でしたし光GENJIさんはガッツリ全盛期。男闘呼組さんもこの年の年間ランキング4位の売り上げでした。
それ以前も田原俊彦、シブがき隊といった面々も出場されたりしていましたから特に何組までと決まっていた訳ではないようです。

様々な事情

ではなぜしばらく2組だけになったか?というと察するにV6のカウントダウンコンサートを皮切りにJ-FRIENDS(TOKIO、V6、KinKi Kidsの合同グループ)カウントダウン、その後現在のジャニーズカウントダウンが始まりタレントのスケジュール調整が難しくなった事がまず第一にあると思われます。出場するとなったら大晦日当日はカウントダウンのリハ、紅白の本番、その後カウントダウン・・・、とんでもなく忙しいです。実際嵐は紅白の司会をやっている間はカウコンには東京ドームには来ませんでしたからね。

他にもTOKIOがプッシュされていたりと色々理由はあったようですが大体はスケジュールの都合でしょう。

令和の紅白との関わりは?

今年は冒頭で挙げた5組が出場しますがどんなパフォーマンスを見せてくれるのかはもちろんジャニーズ事務所としては自社タレントから紅白の司会者を出したいところ。

以前はSMAPの中居正広さんが司会として定着しており、その後は嵐のグループでの司会、メンバー個人での司会、V6の井ノ原さんが務めた事ありましたが上記以外、特に若手、2000年以降にデビューした人では司会を務めた方はまだいらっしゃいません。現在関ジャニ∞の村上さんが立候補されていますが選ばれてませんしまあ村上さんもネタ半分でしょう(笑)これに関しては紅白云々より今以上に国民的人気になるしかありません。

また、紅白側も令和になった事により生まれ変わろうとしていますよね。まず今年から総合司会、組司会という名称がなくなりました。これにより番組の制作、演出が変わるのは確実。今までのようにジャニーズが他の歌手の出番に参加し盛り上げる、という事も見直される可能性もあります。先述したようにカウコンとの兼ね合いもありますからね。

なので普段はあまり紅白とかは気にせずに活動して頂くのが一番いいのかなと。そもそも紅白って年一回放送ですからね。

紅白歌合戦って色々と意見のある番組ではありますが個人的には好きな番組なので今年も楽しみなんです。そこにジャニーズがどう関わっていくのか。今年も注目していようと思います。

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