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【400字小説】わたしという貴様は死すべし

noteの世界に埋もれても仕方がないし、構わない。
いつか自殺する運命だから、それが達成された際に、
多くの人がここを訪れるだろう。

モ~レツに死にたい。
消えたいとは思わない。
皆の記憶に抉るような傷口のごとく、
ザックリといきたい。

文字の羅列という視覚からの攻撃によって、
故人を無理やり偲ばせる。
つまり、わたしが自殺した責任を
貴様に突きつけてやるんだ。

なんで早く気づかなかった?
なぜもっと賞賛しなかった!

カリスマ性なんて持っても
カート・コベインみたく死ぬだけ。
その死さえも商品化されて消費されるんだ。

何が言いたいんだ?

言いたいことなんてない。
どうして愛してくれないんだ。
ってバカですね。
あの時、仕事が決まって、
それを皆の前で発表した時の拍手は
自然発生だったじゃないか。
愛されてたんだ、わたし。
だから、noteで埋もれても、
あの場所では存在して良かったんだよね。
今さら思い出したって遅いヨ。
自殺してもお詫びにならない。

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