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THE MANZAI

THE MANZAIのバッジをいただけて、さらになんと、地上波のゴールデンで、それもなんと、たけしさんにネタを見てもらえた。ナイナイさんにネタを見てもらえた。人生でトップクラスにスペシャルな日になった。

ちょろっとだけ、薄ら半目にエゴサをしてみたら、どうやら好ましく思わなかった人もたくさんいて、結構いて、おおなるほどこれがゴールデンか、と興奮した。一通だけInstagramに過激でアグレッシブなDMも届いた。念のためスクショをしてみるなどした。いわゆるこれがあれかと、いつかどこかで何かの役に立つかもと手拍子に撮ってしまったが、どこかで使うために云々というよりは、なんかもう記念写真みたいなものだった。僕たちは、地上波のゴールデンで漫才をさせてもらえたのだった。


オンエアの最中、ラジオ終わりで土田さんに飲みに連れて行ってもらっていた。若手数人と一緒に、リラックスしながらたくさん笑わせてもらった。
「実は僕今、THE MANZAIに出させてもらってるんですよ」とか言ってみても良かったのかもしれないけど、まあ僕のテレビ出演でうだうだ時間をいただくのも忍びないな、と思ってヘラヘラしていた。結果的に時折頭をもたげながらも、目の前の大先輩から聞くかっこいいエピソードにともかくたくさん笑って、溢れ出るポストたちをリアルタイムにそんなに目の当たりにしなくて良かった。


みんながすごいすごいと言ってくれて、普段から応援してくださっている方々もたくさん喜んでくれて、ああこういう素晴らしい体験をどんどんどんどんしていかないといけないな、と思った。世間の目に触れていかねばならない。
先にテレビに乗り込んでいった諸先輩や仲間があれこれ言われているのも幾度となく見たことあったし、しんどそうでもあるけれども、これはこれでなんとラメンのあることだろうと、改めて思った。こんなにインターネットにどっぷりの自覚がある自分だけれども、思いのほか良い感じの距離感を掴めていけそうな気がして良かった。素晴らしい体験を、不必要に茶化されるわけにはいかない。

合わなかった方々、申し訳ないですがこの調子でいかせてもらおうと思ってます。気になった方、良かったらほかのネタも見てもらえたらとてもとても嬉しいです。ライブに来てもらえたら、配信を見てくれたら、天にも昇る気持ちでしょう。
どんどんどんどんやっていく。




新宿の西口前で、アイドルグループやら男女のデュオやら、複数のシンガーさん達が、音の制空権を奪い合うように歌っていた。
人だかりから人だかりへ、シームレスに歌が切り替わり、エモーショナルなドップラー効果を感じながら歩いた。
みんな頑張っているなと、頭が動いてるんだか止まってるんだか、ぼーっと歩いていくさなかに、めちゃめちゃかっこいい歌声の人を見つけた(聞きつけた)。隣とかその隣のグループよりは人が集まってない気がしたけど、めっちゃかっこよかったと思った。通り過ぎがてら名前をチェックした。このびびっと来た感じが、どれくらい僕に刺さっているのか、あとでたくさん、ゆっくり聴き返したいと思った。改めて変わらずとても良かったならば、あるいはもっともっと素敵に響いてきたならば、どんどんどんどん掘っていかねばと思った。

目に入るもの、耳に届くものが無数に存在する中で、ふとした拍子に何かがぶっ刺さることがある。僕らも大部分の人に当然のようにスルーされていく中で、誰かにぶっ刺さったら良い。そういう人が多ければ多いほど良いのかもしれないけど、今しっかり良いと思ってくれている人にしっかり変わらず良いものを見せていきながら、刺さる人に刺されば良いなと思いながらしっかりやっていきたい。

THE MANZAIに出た。すごいことだ。

あなたの素敵サポートが、僕を素敵クリエイティブにします。