勢い

勢いに乗っている。勢いというのはわざわざ粒立てず、何食わぬ顔でしれっと乗るのがかっこいいけども、そうも言ってられない。言霊をぎんぎんに纏い、どんどん勢いを増していかねばならない。決められる時に決めていかねばならない。


ソウドリの若手漫才ブロックで勝つことができた。実力どうこうじゃなくて本当に水物、その場の投票の妙だから、ほんといちいち言うのもアレなんだけれども、いちいち言うのがアレなものだからこそ、ともかくわかりやすい結果が出て良かった。
「ぜんんんぜん、あくまで、あくまで一つの結果なんだけれども」となんともみっともない前置きをした上で、めちゃめちゃ強い漫才の雄に勝てたのが良かった。弊社の社員様も喜んでくれて、「ああそりゃ喜んでくれるのか」みたいな当たり前なことも実感できて、良かった。喜んでくれる感じ、覚えておこうと思った。勢いに乗っていく。


トッパレで3連覇できている。めちゃめちゃやるじゃん、と思う。あの日どうあがいても勝てるわけないじゃんって思ったトッパレ、何と3回も連続で優勝できている。世代が入れ替わったり立ち替わったりしているし、チャンピオンにはチャンピオンのストーリー、そういうプラス因子もあるんだということもなんとなく分かった。その上で、しかしやるじゃんやるじゃんって思う。ひとえにワクワクもりもりやっていくぞと思って過ごしてきた結果が、何かしらかのオーラ的な、運気的な、そういう要素も手伝って良い感じに結実している。まだまだこんなもんじゃない、こんなもんじゃないけど概ねスタンスは合っている、そう思って突き進む。勢いに乗っていく。



あきちゃんと桃沢と荻野とR-1を見て、ネタの相談をさせてもらった。勢いを纏っていくには仲間たちの勢いパワーにもあやかっていく。アドバイスをもらったり、褒めてもらったりした。もらいすぎている。お返しもする。ぐんぐんやっていく。

R-1はみんな面白ったし熱い瞬間がたくさんあって良かった。
誰かについて言うことは誰かについて言わないことでもあるから心苦しいけれども、一個だけ言うならば、薩川さんがショートコント(と、乱暴に言い切ってしまうのは良くないかもしれないが)を決勝の舞台でやり切っている様がめちゃめちゃ感慨深かった。かっこよかった。めちゃめちゃ端折って言うならば、僕におもしろを教えてくれたのは薩川さんだった。去年の決勝進出時に同じことを書いたnoteでは、「なんか後乗りエモーショナル搾取野郎に思われるのも嫌だな」と思ってきちんと「サツマカワさん」という表記をしたんだけれども、まあでもやっぱり、薩川さん、薩川さんを決勝で見れて良かった。ラストイヤーだし、搾取しても良いかと思った。かっこよかった。「この人に認められないとな!」と背筋が伸びる、そういう人がいるのはすばらしいことだと思った。かっこよかった。


新ネタライブまであと1週間、がっっと整える時間がまだまだ必要だけれども、かなり楽しみ、ワクワク、やるじゃん、な様相を呈している。
毎度毎度繰り返しだけれども、ともかく良いと思うものを堂々と繰り出し、ちょっとでも多くの人に良いと思ってもらう、良いと言ってもらう。積み重ねていく。なにせ今、勢いがある。ぜひぜひこぞって参加ください。

あなたの素敵サポートが、僕を素敵クリエイティブにします。