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今まで自分は大雑把に一括りにしていたけれども…… 「右文説」は、同じ表音文字で表記される…
『説文解字』では「計」字が会意文字とされている。実際には「計」字は形声文字である。 会意…
潘悟云(1997)、Baxter & Sagart(2014, esp. 43–46; Sagart & Baxter 2007, 2009)は、中…
曉母三等B類の字は非常に少ないようである。 通常の説明では、鈍音(曉母含む)では、「*-r-…
甲骨文字には「𦥑」「林/艸」「宀」からなる象形字がある。両手で草木を屋根に被せる形であろ…
Sagart(2021)では上古漢語における「*-um」「*-əm」韻の中古音反射について述べられている…
OCNR §4.3.5.1(p. 112-116)に上古漢語の無声鼻音「*n̥-」の中古音反射の話が登場する。 漢 *n̥ˤar-s > xanH ‘(river name)’ 灘 *n̥ˤar > than ‘foreshore’ タイプA音節の「*n̥ˤ-」が、中西部(内陸部)方言では暁母「x-」に変化し、東部(沿岸部)では透母「th-」に変化するという説明である。 OCNR §5.5.1(p. 252-268)に上古漢語の語末「*-r」の中古音反射の話が登場する
「敗北」の語源をネットで調べようとすると、「北」という文字の成り立ちを語りたがる雑学屋さ…