見出し画像

必要なところに、適切な配分が出来ているか

タスク管理をコトの羅列だけで行うと、陥る罠のようなものがあります。羅列だけではなく、重要度や優先度が、 併記されるタイプのタスク管理システムを使っていれば特に問題ないかもしれませんが、羅列だけで行なっている場合、気をつけたいことがあります。

物事には優先順位がある。重要度や緊急度も当然それぞれ違うわけですが、案外その辺りを上手くつかめないのは当たり前だったりします。

誰しもができてるようで、意外とできていない。 こんなことがあるのではないでしょうか。

優先順位や緊急性等を関係なく、全て列挙していくと、タスクというのは多くなっていきます。

大から小まで全て書き連ねていくと、 とにかく数が多くなってしまうので、まずできることからやっていこう、残ってるタスクを減らそうという心理が働きます。

それはそれで悪い考え方ではないですし、エンジンが掛かり、次から次へとタスクを減らしていけるそういったモチベーションなどに繋がったりもします。

ですが、どうしてもそのタスクの多さに重みを感じ、少しでも減らそうと、小さなものから手をつけていくと、重要度の高いもの、大きなものが取り残され、後々に困ることも起きえます。

冷静に見極めればわかるのですが、人間は追い込まれるとどうしても、冷静に客観的にこの辺を捉えられなくなったりします。

コトをきちっと洗い出し、タスク列挙していったからこそ、そういった罠に陥るということも頭に入れておくことが必要だと思います。

また、複業もそうですが、いろんな組織にコミットする機会が増えていく、関わる機会が増えていく。そういった働き方や行き方、活動が当たり前になっていく中で、公私の区別がつけづらくなります。 どの活動が、どのタスクなのかというのが見えにくくなることもあります。

そういった意味でも、適当にタスク管理をしていると、 分かりにくくなる可能性もあります。

ノート術やメモ術と同じように、タスク管理もある意味、永遠のテーマとして常にアップデートを図りながら取り組んでいくことで、その人の能力のベースになる部分、基盤になる部分が出来上がっていくと思います。

自分の思い通りにいろんな活動や、チャレンジをしてきたいと思うからこそ、若いうちからタスク管理に目を向け、取り組んでいくことが将来に渡る財産になると思います。

このnoteがそういった方々の参考になると幸いです。

いつもご訪問、お読み頂きありがとうございます。 すき(ハートマーク)を押して頂いたり、コメントやSNS等にシェア、サポート頂けると励みになります。サポート、応援頂いた分は必ず、活動する中でみなさんにお返しして行くことが出来ると思います。今後もお付き合いを宜しくお願い致します。