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神屋伝

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様々な神屋のエピソード、思い出などを書き綴ったのでまとめます。壮大な自己紹介にもなっていますので、少しでも興味を持って今後もお付き合い頂ければと思います。 詳しくはこちらから … もっと読む
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#西脇工業高校

中国山口駅伝'98:高校3年時

非常に残念なニュースが飛び込んできました。 ランニングブームなどで多くの大会が創設される一方で、競技性の高い、一部の人を対象にしたレースは維持していくのも難しく廃止が相次いでいるような印象を持ちます。 そういった意味では時代の流れのような部分もあるとは思いますが、でもアスリートを育む、そして高いパフォーマンスを好むファンにとっては非常に重要な機会だと思うんですよね。 「する」スポーツとしては今、裾野が広がっていくし、「観る」も楽しいコンテンツを提供するレースやイベントも

西脇工業高校の練習:1995-98当時

朝から驚きのニュースが飛び込んできましたね。私が高校生の時の西脇工業高校顧問の渡辺公二先生が日体大駅伝ブロックの指揮を取ると。(ヘッダ写真は1997全国高校駅伝特集記事切り抜き) 健康にご留意され、務められて頂ければ・・・ ★★ 最近、話題になった「西脇工業高校のスピード練習」をもう少し掘り下げてみようと思っていた矢先のニュースでした。 こちらの記事では「思い出」に主眼を置いていますので、スピード練習の詳細が気になる人も多いのではないでしょうか? 大学や実業団で「ス

ある陸上競技選手の足跡:1996:高校2年生時:日本海高校駅伝

来る10/7(日)に日本海高校駅伝が鳥取県で行われます。西日本では特に全国への代表権をかけた県高校駅伝が1ヶ月後以内に控えているため、調整段階であるとともに、今年の状況を伺う、力試しとする非常に大事な駅伝です。 これに出場しないで競技会でベスト記録を大幅更新狙いという考えもありますが、当時の西脇工業高校は記録より勝負重視だったので、日本海高校駅伝を勝って弾みをつけるという感じだったと思います。 さて、そんな日本海高校駅伝ですが、私は2年生時が初出場でした。別に記しますが、

ある陸上競技選手の足跡:1998:高校生時:卒業間近:レース出場

今回はテーマをこの1点に絞ってお話します。前回の全国校駅伝終了後、部活動は引退。ですが、大学で競技続行を決めていたので、ある想いと共に練習とレース計画を立てました。 それは・・・ 高校時代は1年生の時に出遅れたんですね。それがずっと響いて思うように行かなかった。実績不足で悔しい思いも沢山した。ならば大学では鮮烈デビューをかざろう! そう思っていました。 それまで西脇工業の卒業生は大学で苦労すると言われていて。以前にも書いたように練習量が少ないので、大学で対応できないの

ある陸上競技選手の足跡:1995-1998:高校生時:通いと寮

自分は高校時代通いでした。加古川ー西脇市までJR加古川線で往復する毎日。これがなかなか味のあるもので入学直後からしばらくは毎日がしんどかったし、時折強くしんどい気持ちになったものです。 片道大体1時間30分を超えるくらい。 大抵の高校生の通学時間が解らないので比較できませんが、少なくとも地元の進学校を選んでおけばこんな遠くに通わなくても済んだのにという不毛な気持ちによくなりました(笑) ★ ちなみに寮生といいますか、下宿組も居ました。片道2時間を超えるような生徒などで

ある陸上競技選手の足跡:1995-98:高校生時:合宿

こちらのnoteでも触れた内容についてもう少し詳細に渡って記したいと思います。高校時代の全ての強化合宿は多くの他校を交えて行われていました。そんなお話。 高校入学後、最初の合宿は春休み中に行われている合宿への参加でした。ただこれは新入生に足しても「お客さん」という意識が先輩方にもあってさほど厳しいものではなかったですが、驚いたのはその参加人数と学校。 関東から沖縄まで含めた全国高校駅伝でも名前を見る学校名がずらっと並んでいたこと。県下の有力校も複数名を連ねていました。

ある陸上競技選手の足跡:1995-98:高校生時:先生のミーティング

西脇工業では当時名将と言われた渡辺公二先生が指導をされていました。自分たちが高校3年時に全国制覇だけでなく、高校最高記録がどうしても欲しかったのは渡辺先生が定年を迎える年だったから。 その渡辺先生のミーティングはどんなものだったか? ★ 大まかに分けると日々の練習前後のミーティング。試合前後のミーティングの2つがありました。 練習前後は恐らくコンディションチェックのようなもので、選手の状態をうかがいながら簡単な指示を出しておられたと思います。 基本的には渡辺先生は練

雨中のレース:高3時の兵庫県選手権10000m

エントリー「雨の日に「走る」こと」から連想で。自分自身は雨中のレースはあまり経験がない。何故だか晴れている、もしくは雨が上がってしまうことも多く、数えるほどの記憶しかない。 そして、強い雨となると本当に数回程度しか記憶にない。 ★ 1番印象が強いのが高校3年時の兵庫県選手権10000m。土砂降りで前を見るのも一苦労。出場者も少ないレースだった。ただ、これはチャンスだな、と思っていたのを記憶している。 高校生になって10000mは2本目。5000mでインターハイ行きも決

ある陸上競技選手の足跡:1995-98:高校生時:総評

えー加減高校生にはよ行ってくれ!という声がどこからか聞こえてきたような気がするのでとりあえず行きます。(中学生編に未練がある方は期待してお待ちください) さて、前回は「飛翔」しました。そしてまあ色々とありながら高校へ進学しました。とそこまでは良いですよね?えぇ、もうその進路決定のことだけでもnoteを5つは書けますね!だから今はすっ飛ばすんです。 興味がある方はそっちも書けとコメントもしくはメールください。検討します。 ★ 入学した先は当時日本一強かった兵庫県立西脇工