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第1回電竜戦 予行演習3の振り返り①

昨夜20:00から第1回電竜戦 予行演習3が行われました。参加チームは総勢33チーム+れさ改が偶奇調整(対局しないチームを出さない)用に参加、34チームで33回戦行われました。(終了時刻は本日8時半過ぎでした。)12時間以上に及ぶ対局、お疲れ様でした。参加者で印象的だったのは元奨のほっしー&dolphinさんがソフトとの合議(いわゆるソフト指しみたいなこと)を昨夜20:00から今朝8:30過ぎまでぶっ通しで行っていたことです。

詳しいルールや全体の成績は電竜戦 予行演習3中継サイトをご覧ください。

前置きが長くなりましたが、ここからCFSEの振り返りとなります。

1回戦 対アルテマタヌポン 通称tanuki-さんですね。CFSEは先手番でした。戦型は定跡に不備があり横歩取りに誘導できず変則相掛かり、135手で負けました。棋譜はこちらです。

2回戦 対名人コブラ CFSEは後手番ということで振り飛車を期待したのですが...コブラさんに先に振られて後手居飛車でした。互いに先手は銀冠、後手は米長玉に組み合ってから本格的な戦いが玉頭で始まるも結果は互いに入玉しコブラさんに勝ち宣言され、負けました。開幕二連敗です。棋譜はこちらです。

3回戦 対地ビール 地ビールは芝さんのところで、CFSEは後手番でした。後手角道オープン向かい飛車からの角道を閉じ、先手金無双vs後手美濃で26手目に開戦し駒を捌いて91手で勝利しました!本局の注目の一手は60手目の☖4一歩ですね。振り飛車党っぽい差し回しで感嘆しました。

棋譜はこちらです。

4回戦 対W@ndre 数少ない振り飛車ソフトの一つで、CFSEとは1-0-1という成績でした。本局はCFSEの後手番となり、3手目に端歩を突かれ、定跡を外され、後手居飛車を指す羽目になりました。W@ndreは向かい飛車に振り、互いに銀冠に組むもこちらは玉の入城が遅いという展開で途中殺到康光したものの200手で投了しました。本局の後、W@ndreさんの方から次は相振りやりましょうと言われたので頑張って定跡を作成します。棋譜はこちらです。

5回戦 対れさ改 既述の通り参加チームが33チームだったため、偶数にするため埋め合わせされたソフトです。CFSEの先手番で72手で勝ちました。内容については特に記述することないです。棋譜はこちらです。

6回戦 対すいしょう 今年五月のWCSOC2020(世界コンピュータ将棋オンライン大会)で見事優勝した水匠の開発者・杉村達也(twitterはたややん)さんがフルスクラッチで作成されたソフトです。今後の開発に期待です。さて、本局はCFSEの先手番で46手で勝利しました。内容については特に記述することないです。棋譜はこちらです。

7回戦 対二番絞り こちらも前述の地ビール同様芝さんのところです。本局はCFSEの後手番となり角交換型三間飛車から乱戦になり良いところなく238手で投了しました。棋譜はこちらです。

8回戦 対Qhapaq 直前に参加表明をされたので驚きました。

さすがチームQhapaqさん、やることが違うなと思いました。さて、本局はCFSEの先手となり、角換わりになるも14手目で定跡を外され先手早繰り銀vs後手腰掛け銀の将棋になりました。中盤は難解ホークスあるいはキッコーマンになるも徐々に形勢が先手に振れ186手で勝ちました。Qhapaqさんに勝ったのは大きいと自分では思いました。棋譜はこちらです。

9回戦 対ほっしーdolphin 前述のとおりソフトとの合議で昨夜22:00から今朝8:30過ぎまで指し続けた鉄人ですね。(こどもビールで参加されたたまさんには鉄人を超えていると言われてますが笑)

テスト接続でも対局し、後手番でダイレクト向かい飛車となり、☗6五角を打たれたのですが、定跡が入っておらず、20:00までに作成しようと思ったのですが、勝ち棋譜が1つもできなかった上に再度CFSEが後手番、ダイレクト向かい飛車で☗6五角の変化を食らいました。途中までCFSEが優勢だったのですが、逆転勝ちされました。

棋譜はこちらです。

10回戦 対きふわらべ 開発者さんにはCFSEのイラスト(WCSO2020時には参加ソフトのイラストも)を描いていただいたり、予行演習の下馬評(書きかけ?)も書かれています。ただ、フルスクラッチ?で作成されたソフトで動作がおかしいです。(失礼)CFSEの後手番でしたが案の定?きふわらべが反則して30手で勝ちとなりました。棋譜はこちらです。

ここまでのCFSEの成績は10戦5勝5敗の五分です。

振り返りを10局書いたので一旦ここまでにします。