見出し画像

第1回電竜戦 予行演習3の振り返り②

前回(第1回電竜戦 予行演習3の振り返り①)で10回戦 対きふわらべ戦まで振り返りましたので、今回は20回戦 対koron戦までを振り返ります。

11回戦 対ナナ将棋 W@ndreさんのところです。CFSEが後手番で横歩取りを受けてしまった将棋です。唯一の救いは青野流や勇気流などではなく、一昔前の旧型になったことです。結果は105手で勝ちとなりました。棋譜はこちらです。

12回戦 対shotgun_zero 前回のnoteで振り返った地ビール、二番絞りと同じく芝さんのところです。AWSなしのshotgunシステムの最新型らしく、全着手ノータイムを目指すというのは恐ろしかったです。この将棋もCFSEが後手になったにも関わらず横歩取りになってしまいました。途中まで形勢が良かったのですが、一度悪くなったらそのまま押し切られてしまい、108手で負けました。棋譜はこちらです。

13回戦 対EazyShogi CFSEの後手で初手から定跡を外され居飛車を表明、EazyShogiは先手中飛車を志向されました。互いの攻撃陣は銀対抗といわれる形に組みましたが、EazyShogiが美濃に囲えていなかったのがポイントでしょうか。結果は65手でCFSEの勝ちとなりました。棋譜はこちらです。

14回戦 対DaiG振り CFSEの先手でDaiG振りは四間飛車に振られました。仕掛け自体があまりよくなかったらしく結果は125手でCFSEが投了しました。棋譜はこちらです。

15回戦 対Novice with Neural Networks CFSEの先手番で定跡がうまく機能し角換わり相腰掛け銀に誘導できました。Noviceは38手目に☖4四歩を突いてしまい(下記画像参照)、

CFSEが☗4五歩☖同歩☗4五銀☖同銀☗同桂と仕掛けて押し切り、82手でNoviceが投了しました。棋譜はこちらです。

ここまでは自分も起きており、進行を見守っておりました。       以下しばらくは自分の仮眠時間中の対局です。             (仮眠明けに棋譜を確認した感想を記述しています。)

16回戦 対GrampusF 高級スリッパ(AMD Ryzen Threadripper 3990X)で参加された、振り飛車党?のソフトですね。CFSEの先手番で居飛車をGrampusFが四間飛車を指す将棋となりました。途中まで善戦してた?ものの、高級スリッパで殴り倒され、133手目に投了しました。棋譜はこちらです。

17回戦 対水匠 今年5月に行われたWCSOC2020で優勝したソフトです。CFSEの後手番で振り飛車を指してるかと思ったら定跡の採用率の関係で後手横歩を指してしまい、あっけなく126手で投了していました。棋譜はこちらです。

18回戦 対カツ丼将棋 CFSEの後手番となり、先手のカツ丼将棋が初手から飛車先を2手連続で飛車先を突いてきたので角道オープン向かい飛車になりました。結果は83手目にカツ丼将棋が投了しました。棋譜はこちらです。

19回戦 対CrazyShogi CFSEの後手番で角道オープン三間飛車になり、角交換して向かい飛車に振り直しました。途中千日手になりそうな局面もあったようですが、CrazyShogiが打開し、一時は先手に形勢が傾くものの、徐々に後手に傾いていき、177手目にCrazyShogiが投了しました。棋譜はこちらです。

20回戦 対koron Twitterでお世話になってるkoronさんとやっと対局することができました。(前回までの予行演習ではお互いの都合により対局できていなかったです。)先手+角換わりでなぜ負けたのかが気になり、初手から確認したところ、10手目で後手のkoronが1四歩を突いており、こちらの定跡を外れてました。ただ、相腰掛け銀になれば、定跡が機能するはずだと思いながら見ていた矢先、21手目にCFSEが早繰り銀を志向していました。すぐに後手のkoronも早繰り銀を志向し、相早繰り銀の乱戦だったようで良いところなく103手目に投了しました。棋譜はこちらです。

ここまでのCFSEの成績は20戦10勝10敗の五分です。

ここまで前回と合わせて20局書きました。次は13局書きます。