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2021年最初のnote(近況報告)

表題の通り2021年最初のnoteです。近況報告みたいなものです。

前回のnoteでHalfKPE9型の評価関数を作っていると書きましたが、今は全くやってないです。( ̄▽ ̄;)
標準NNUEで評価関数を作成したいと思っていますが、やはり開発環境の問題で進み具合が遅いです。そもそもノートパソコンは向いてないですから(-_-;)

年明けに振り飛車評価関数・騨奎紫が公開されたのですぐにダウンロードし対局させました。NNUEkaiXFとはまた違った棋風ですごかったです。
そこでたややんさんが評価値が入っているkifファイルやcsaファイルをやねうら王教師局面形式txtに変換するプログラムを昨年12月半ばに公開されたこともあって騨奎紫を使ってShogiGUIで教師データを生成し、騨奎紫とはまた異なる棋風の振り飛車評価関数を標準NNUEで作成することを試みました。

生成した教師の数がとても少なかったこと、教師データを生成するために使った局面集の局面が少なすぎて同じような展開をなぞることが多かったことが原因で満足のいく振り飛車評価関数はできず、やめました。
騨奎紫のダウンロードは以下から。

次に手を付けたのは前々から作りたいと思っていたFloodgateの局面集の作成を行いました。Floodgateの棋譜をダウンロードしてそれをShogiGUIで定跡化して終わりでは意味がないです。なぜなら作成したFloodgate局面集を使って観戦などするならレーティングが上である方が良いと思われるからです。そこで僕はレート4000以上のソフト同士の対局のみを抽出して作成しました。他にも50手は進んでいること、投了で終わっていることを条件に抽出し、作成しました。棋譜の抽出に時間がかかりましたが、twitterでpython-dlshogiのスクリプトを使うことを進めれられ、簡単に抽出することができました。

今度は下のツイートのようなプログラムをpythonで作成しました。作成動機としてはネットから棋譜のURLをコピーしてShogiGUIに貼り付けて検討するといったことが手間がかかると感じ、やねうら王の実行ファイルのコマンドで検討するのはどうだろうと思ったからです。しかし、棋譜を取得してくる面倒くささは改善できておらず、やねうら王の実行ファイルでの盤は王とか歩のような形で見れますが後手の駒はわかりづらかったのでpとかKで表示してみましたが余計理解しづらく感じました。(;・∀・)

数日前に以下の記事が公開され、勉強になりました。

そして検討するにも自分が作成したソフトがあったほうがいいなというのは相変わらずだったので再び評価関数作成に挑もうと思ったのですが、既存評価関数との違いを出すために教師データを生成する評価関数を何にしようかと悩んでいる今に至ります。