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#ゲーム初心者におすすめのゲームという話

noteのハッシュタグで興味深いものがあったので書いてみようと思います。
まずゲーム初心者ってなんだろうってところが引っかかったので考えてみたのですが、そもそもゲームをプレイするにたまに感じるのが「ゲームを遊ぶっていうのも才能なのかな」と思っています

■ゲームを遊ぶ才能って?

ぼくのゲーム体験の原風景は「幼少期、友だちとゲームボーイを持ち寄って遊ぶ」
であったり「友だちがやってるRPGを横で見ながらあーだこーだ言いながら進めていく」などといった思い出がベースにあります。
幼少期から学生のときはゲームは娯楽であり、コミュニケーションツールの1つだったわけですね。当時はインターネットも発達途上で、新しいゲームが出ても話題になる攻略法は、胡乱な噂話がほとんどでした。いまではそれらは攻略サイトの存在により姿を消していき、より明確な攻略情報としてSNSや攻略サイト紹介されるようになりました。
もちろんそれらはゲーム文化の発展とともに充実した要素であることは事実です。

そんなゲーム文化の黎明期から現代まで、ゲーム文化にハマり続けていることも才能になっていると思っています。ただしその背景には「ゲームは悪である」とか「オタク文化の1つであり一部のヒトからは嫌悪の対象である」といった歴史を内包していることは経験してきています。
これはかつて漫画やアニメ、しいては小説などのサブカルが新たに生まれ、差別的視線を徐々に克服していった結果、市民権を得ていく歴史がありますね。

さて、「ゲームを遊ぶ才能」という話でしたね。
エンディングまで通して遊ぶことができる」のがゲームを遊ぶ才能の大きな1つの要素だと思っています。
積みゲーという言葉を知っていますでしょうか? 遊ぶつもりで購入したけど、遊ぶ機会を逸して部屋の片隅にゲームが数々積まれた状態、また途中で遊ぶのをやめたゲームのことを指す言葉です。(と自分は解釈しています)
最近のゲームはアクションにしろRPGにしろ、そのゲームボリュームはプレイ時間にして40時間〜60時間といった規模になってきています

次回作発売予定のためモンハン熱が再燃しています
一番好きと言っていいくらいの世界樹の迷宮シリーズ
一番遊んだナンバリングは4

これを学生時代ならともかく、社会人となって1つだけでなく種々のゲームを遊ぶとなると、継続するという観点ではゲーマーはかなり根気があるオタクなんだなと思います。
好きでなければ続かないし、好きだから色んなゲームにドキドキワクワクするんですよね

つまりぼくが言いたいのは、ゲームをエンディングまで遊ぶことができるか、定期的にゲームを起動して遊ぶという動作を生活に生むことができるか…といったことが近年の大人がゲームを遊ぶ才能何じゃないかと思っています。

■ジャンルによるオススメ度

上記の通り、ぼくはゲームを遊ぶには才能が必要であると思っています。またそれはゲームのジャンルにも影響を受けると思います。
ジャンルによってゲームから得られる体験は違いますし、プレイヤーとなる自分にはどういうゲームが向いているか、ということを理解しておくことは、継続するいう観点では重要だと思います。
もちろん苦手なジャンルにも手を伸ばしてみたいというキモチがあるのは否定できませんけど。それはまた別の話かなと思います笑

ぼくの私見ですが、ゲームは大きく分けて5つになると思います。これ人によって印象が違うと思います。
その5つとはRPG、アクションゲーム、格闘ゲーム、パズルゲーム、FPS(TPS)ゲームが挙げられると思います。この5つからそれぞれの特徴とオススメできそうなゲームを紹介しようと思います。

①RPG

RPG、つまりロールプレイングゲームです。
RPGはプレイヤーがキャラクターを操作して、ゲーム内世界で描かれるシナリオを体験していくものです。作品によっては、主人公が既にデザインとして決まっているものもあれば、プレイヤーの思うようにキャラメイクしてその世界に飛び込んでいくものがあります。
RPGという括りはかなり大きく、ベースにRPGがありプレイシステムにアクションゲーム要素が入っていたり、ポケモンのような育成・対戦要素があるもの、敵を倒して得た武具で自己強化を繰り返し攻略するソウルシリーズのようなハクスラ要素のあるものなど、RPGという概念はゲームの概念としてはとても大きいものとなっています。

RPGらしさ、という点でぼくがゲーム初心者の方にオススメしたいゲームは、ポケットモンスターシリーズFINAL FANTASY 15です。

まずポケットモンスターシリーズについてですが、遊んだことのない人のほうが少ないんじゃないかと思うくらいには有名タイトルですが、何よりその知名度とキャラクター性が魅力です。グッズが欲しければスーパーに売ってるし、特定のポケモングッズが欲しければポケモンセンターに行けば推しグッズが買えてしまうのです。家にぬいぐるみを置くだけで、ゲームの中の主人公の部屋のようにも感じることもできちゃいます。

ゲームの難易度はストーリーを楽しむだけならば、好きなポケモンだけで手持ちパーティを組んでも問題なく攻略できます。対してネット対戦まで手を伸ばせば、ポケモン育成の奥深さを体感することになるでしょう。
プレイ時間としてはタイトルによりますが、現行最新作のソード/シールドはおよそ40時間ほどと思います。長いものではウルトラサン/ウルトラムーンでは80時間ほどかかるものもありました。

次にFINAL FANTASY 15(以下FF15)ですが、THE RPGなFFシリーズ。シリーズの中でもシームレスオープンワールドを採用した作品で、広大なフィールドを4人のイケメンが愛車で旅する異色(?)の作品となっています。
戦闘システムはリアルタイムでキャラの操作をするアクションゲームとなっていますが、FF15はコマンド式の戦闘へ切り替えることも可能で、アクションが苦手な人への配慮もされています。
キャラクターは新規ですが、一部FFおなじみの敵もいたり、FFの入り口としては優しいものと思います。いわゆるスターシステムとは違いますが、キャラの名前の一部は過去作での登場もあったりします。

クリアまでのプレイ時間は、オープンワールドのためかなり振れ幅は大きいと思いますが、50~80時間程度と思います。サブクエストや隅々まで探索していたりするとどんどんプレイ時間が嵩んでいきますが、この作品は遊んだ時間が長いほどシナリオの感動も大きくなるので、ぜひフィールドの隅ずみまで探索してみてください。

②アクションゲーム

アクションゲームはキャラクターの操作がゲームの進行に大きく影響するもので、敵を倒したり、道を切り開くのに対して、コマンドを練習してスムーズにキャラを操作していく必要があるゲームのことです。
アクションゲームの楽しさは、そのアクションを繰り返し遊ぶことでより精度の高いものにして進む爽快感や、難しいコマンドを成功した時の緊張からの解放感など、アクションが成功することに対する楽しさ・感動体験に重きを置いているものが多いです。

アクションゲームらしさという点で、ぼくが初心者の方にオススメしたいゲームはゼルダの伝説Breath of the Wild天穂のサクナヒメです。

ゼルダの伝説Breath of the Wild、本作はオープンワールドとなっており非常に大ボリュームです。アクションゲームとしては、舞台となる広大なハイラルの探索を進めることで、新たなアクションを得て行動範囲が広がっていきます。主人公リンクの武器として有名なのはマスターソードですが、本作では開始当初はリンクは大戦で傷ついた体を癒すため長らく眠りについており、相棒でもあるマスターソードも力を蓄えるため封印されています。そのためリンクは「木の枝」や敵の武器を奪って戦っていくことになります。

クリアまでのプレイ時間はかなり人によって違いますが50時間~100時間ほどと思います。ぼくは200時間ほどかかってクリアしましたが、フィールドに行ける場所が多く、やれることが多すぎて他人のプレイ時間はアテにならないと思います。

次に天穂のサクナヒメです。
サクナヒメは稲作の神様ですが、神の世界でやりたい放題した結果、人間の世界の無人島での更生を言い渡されます。無人島では人間と協力して稲作に励み、様々なドラマがサクナヒメを成長させます。
アクションとしては、横スクロールで敵を倒しながら進むステージクリア式となっています。また稲作がサクナヒメのステータスに直結しており、おいしいお米をつくることが、ゲームの進行に大きな影響を及ぼしていきます。

上下左右に縦横無尽に動くことができ、アクションの一部に無敵になる瞬間があるため、敵の猛攻をさばきながらズバズバ薙ぎ倒していくのはとても爽快です。
クリアまでのプレイ時間としては、30~40時間ほどです。米作りに情熱を注ぎすぎるとめちゃくちゃ時間がかかりますが、米作りも異常な完成度(農水省が攻略サイトといわれるほど)で、いろいろな遊び方ができるのがおすすめポイントです。

③格闘ゲーム

格闘ゲームは制限時間内に相手プレイヤーを倒し、既定の回数倒すことが勝利条件になるゲームです。アクションゲームのように、相手に大ダメージを与えられるように複雑なコマンド・コンボを練習して精度を上げることが勝率をあげるために必要です。
ゲームという文化を語るうえで、ゲームセンターにおける格ゲーブームは避けられず、よりカジュアルになった現代のゲーム文化は格ゲーの普及によるところも影響があると思います。

格闘ゲームはコマンドの複雑で難しく、ガード、パリィ、バーストなど覚えることが多いです。簡単に言うとぼくは格ゲーが苦手なので、初心者の方にオススメできるゲームがありません笑
小さいころにSFC版ストリートファイター2やバーチャファイター、スマブラ64など遊んでいましたが、どれも長続きしませんでした。対戦者が居なかったことと、勝ち負けがイライラのもとになってしまうので、自然と遊ばなくなりました。

強いて紹介するのであればスマッシュブラザーズシリーズなんですけど、僕は最新作を遊んでいないので詳細は分かりません。Switch版になり、追加キャラがたくさん増えているのでそのキャラが好きな人は遊んでみる価値はあるのではないでしょうか。

④パズルゲーム

パズルゲームは「落ちもの」と呼ばれるものが多く、それ以外のものはアクションパズルなどと呼ばれるものがあります。パズルゲームは独自のルールを持つものが多く、決められたルールのなかで高度な解き方や複雑な解き方をすることで高得点を得たり、徐々に難易度が上がるなかでより長い時間プレイし続けることを目的としていたり、遊び方(ルール)は様々です。多くが一人プレイを基本としていますが、協力プレイや対戦要素を含むものもあります。

パズルゲームでぼくが初心者の方にお勧めするゲームは、テトリス99パズル&ドラゴンズ(以下パズドラ)です。

テトリス99は99人同時対戦のテトリスで、上から降ってくる様々な形をしたを1~4列そろえると消え、ブロックで画面が埋まってしまうとゲームオーバーとなります。99人の中で最後まで生き残ってり、プレイヤーは1位(テト1)を目指すゲームとなっています。1回の対戦にかかる時間は5分~15分ほどですが、終盤になるほど攻防は激しくなり生き残りが難しくなります。
NintendoSwitchの有料ネットプランに加入した人すべての人が追加料金なしで遊ぶことができます(基本プレイ無料、追加コンテンツは有料)。こういった手の出しやすさや1回のプレイにかかる時間の短さなど、手軽さの中に夢中になれる要素を含んでいると思います。かくいうぼくも、定期的に遊んではテト1を目指していますが、なかなか難しく最高でも5位ほどまでで止まっています笑

パズドラはスマホの普及に一役買ったと言われるほど、多くの人がスマホにダウンロードした覚えがあると思います。5色のドロップが5X6盤面にあり、同じ色を3つ以上そろえることで同じ属性のキャラクターが攻撃してくれるゲームです。ぼくがパズドラを触っていたのはもう5年以上も前なので、現在のゲーム環境は知りませんが、ゲーム性は優れていると思っていました。当時からキャラクターのパワーバランスが悪く、その調整で炎上するなど繰り返していました。ガチャというお金が絡んでくることや、宣伝担当の発するキャラクターコンセプトと使用感の実態が乖離していたことも原因だったとは思います。
ゲームとしてみれば、限られたキャラクターソースと毎回異なる盤面から最大ダメージを引き出すにはどう操作すべきかなど、一人で楽しむには非常に奥深いものがあったと思っています。
基本プレイは無料ですし、ネットの声を聞かないように心がければ一定の楽しさを得ることはできると思います。

⑤FPS(TPS)ゲーム

FPSとはFirst Person Shootingの略で、一人称視点つまり画面に映る映像が自分の目で見た光景として表現されるものです。一方でTPSはThird Person Shootingのことで、画面に映る映像はキャラクターの後ろからカメラで写したような映像で表現されます。
FPSの多くはヒト対ヒト(PvP)で銃撃戦をするゲームが主流で、ゲームにおける3D表現の充実に伴い現れたジャンルだと思っています。一方でTPSはPvPは少なく、一人プレイのものが多いと感じています。FPS/TPSは画面表現の意味ではなく、ヒトと撃ち合うゲームそのものを表す言葉として存在している部分もあります。そういった意味では、上記のゼルダの伝説も広義でいうとTPSに含まれると思います。

近年流行っているFPSは基本プレイ無料のものが多く、そのプレイ中の映像のスポーツ性から、インフルエンサーによるネット配信は人気が高いです。そのため、戦略や戦術などの情報はネットで映像を介して得やすいと思います。一方で多くがランキング制をとっており、実力差が顕著に影響してしまいます。そのため、プレイするハードルはかなり高いのではないかと思います。

そんなFPS/TPSゲームでゲーム初心者の方にオススメするゲームは……といいたいところですが、ぼくは3D酔いするためFPSはほとんど遊んだことがありません。そこでTPSになりますが、Metal Gear Solid Ⅴ(MGSV)をオススメします。
MGSVは5の数字の通り、シリーズものです。そのためより作品を楽しみたければ過去作をプレイすることでより物語を楽しむことができますが、初見であってもしっかり楽しむことができます。
おススメする理由としては、本作はステルスアクションを中心としたTPSであり、多人数バトルロワイヤルのFPSと比べて戦況の変化が緩やかで、ステルスに徹すれば落ち着いて楽しむことができるからです。またゲーム中、敵AIがプレイヤーのプレイスタイルを学習し対策をとってくるため、パターン化を防ぐこともできます。
PS4の発売間もない作品ですが、完成度は高く満足度も高いと思います。一方でシリーズ物であるがゆえに、過去作を追うのが少し大変かもしれません。過去作を追いたいほどハマればもう貴方はゲーマーになっていると思いますが笑

■結局、「ゲーム初心者におすすめのゲーム」は何?

ここまでジャンルに分けていくつか紹介しましたが、紹介したジャンルはほんの一部で興味があったら触ってみるのが一番だと思います。現代のゲームはゲーム機本体の購入やネット環境の調整にお金がかかりますが、整ってしまえばソフト1本5000円~8000円で50時間程度楽しむことができると思えば、非常にコスパの良い趣味だと思います。
課金要素も含めばやはりお金がかかりますが、いまやゲームは市民権を得て、動画配信による広告収益も(可能であれば)得られますね笑

さて最後にぼくの考える「ゲーム初心者におすすめのゲーム」ですが、これはやはりゼルダの伝説Breath of theWildだと思います。いろいろな進め方ができること、アクションの幅も広く長い時間楽しむことができる、知名度の高さ……いろいろな要素を加味してもオススメできると思います。
知名度でオススメするならばポケモンもオススメですね。やはり公式グッズの供給が潤沢なのはとても大きいですね。今年の年末には新作も出ますし、新たな舞台でポケモンを始めてみるのもいいかもしれませんね。

ゲームだけに限らず、何事も始めてみることは大事だと思います。それが趣味になって、長続きすれば生活を豊かにできるでしょう。
ぼくに至っては3歳からゲームにどっぷり浸かってきたため、ライフワークと化しており、ゲームをしない日が無いです。この記事、オススメしたいゲームはゼルダBotWとポケモンという、ゲーマーとして「もうちょっとヒネりの効いたものじゃないのか」と自問したくなりますが、やはり初心者にオススメ、となると遊びやすさが一番重要かと思います。

さてかなりの長文になっていますが、いろいろなゲームを紹介出来て非常に満足です。読んでくださった皆さんのオススメのゲームや、オススメする理由などあれば、コメントいただけると嬉しいです。

これからもたくさんのゲームを楽しんでいきたいなと思っています。
遊んだゲームの感想も書いていきたいな~

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