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PATA 酔っ払いの回顧録

X JAPAN、PATAさんの自伝・回顧録です。PATAさんののらりくらり、優しく柔和な語り口が文面から聞こえてきそうな雰囲気で綴られています。

あれは1989年?中学3年の時だったかな。U局で「X現る。」が放送され、それまでのメジャーどころのバンドサウンドでは聴いた事のなかったスピードとメロディ、パフォーマンスとルックスに度肝を抜かれました。

XというとどうしてもYOSHIKI,hide,Toshl,TAIJIといった派手な、カリスマ的メンバーが目立ってしまい、そんな中でキャラクター的に埋もれてしまうPATAですが、そんな個性豊かなモンスター相手に飄々と渡り歩いてきた、Xを俯瞰で見てきた人の視点というのはとても重要で、Xにも色々逸話がありますがその答え合わせと新たに掘り起こされた歴史に触れられた気がします。

ファンとしては気になるToshl、TAIJIの脱退時の空気感やリアルに交わされた会話。そしてhide、HEATHと交わした最期の言葉_。

80年代~90年代に活躍ジャパメタアーティストの名前も多数登場、そんな交友があったんだと驚かされるし、その広さにPATAの人柄が表れているよう。

ギターのサウンドメイクには頓着がないというのは知っていたので、リスペクトするギタリストや好きなバンド、特にそれらに対する蘊蓄や知識って耳にしたことがなかったんだけど、世代もあるでしょうが意外と深く詳しい。

もうちょっと読んでいたい、、、いや愛猫の話とかもっとあるはず!w
ということでまたPATAの綴るエッセイでも自伝第二弾でも読んでみたい。


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