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玄関に天気予報をさせたい

SwitchBotもスマート電球を出したんですよ。

でもこれ…スマート電球ってやつね…スマホから色が変えられる!変えたいか?本当に?っていう話ですよ。うちも特にオシャレなスタンドがあるわけでもなし、メインの照明は蛍光灯だから使い所無いなって思ったんです。あとこれ人感センサーは内蔵していないので、自動点灯するには別の人感センサーを用意する必要がある。そこも微妙。

でもSwitchBotはiOSのショートカットに対応していることを思い出したんです。つまり、他のアプリの何かに応じて電球の色を変えることくらいなら自動でさせられる。そこでこれですよ。

トゥー・ファー・トゥー・ヒア・ユア・ハイクは名作なので読んでおいてください。

天気予報に応じて色が変わる電球…それが玄関についていれば、スマッホとか電子工作ディスプレイなんかを見るまでもなく天気が分かり、傘を忘れずに済むのではないですか?

やってみた。

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まずはSwitchBot側に手動実行するシーンを作っておきます。どうも電球オフのまま色だけ変えるのはできないっぽいので、色を変えたあとオフにするまでシーンを作っています。色ごとにシーンを作ったら、「クラウドサービス」からSiri Shortcutsに登録します。これでiOSの「ショートカット」アプリからボタン一つで色を変えられるようになります。

註:SwitchBotのシーンやショートカット連携を使用するにはスマート電球だけでなく、SwitchBot Hub (plus, miniのどれか)が必要です

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で、ショートカットアプリではこういう感じのショートカットを組みます。天気アプリから1時間ごとの天気予報を取得して、そこから降水確率を取ってきます。これは24時間分の降水確率のリストになっているので、例えばこの先8時間分を使用する場合は範囲指定して切り出します。そこから最大値を計算して、if文によって最大降水確率が何%以上だったら電球を青くする、とかやれるわけです。if文とかついてたのかよお前!

(追記)iOS 16 対応

iOS 16にアップデートしたところ、上記の降水確率データは0〜100ではなく0〜1になっていました。でまあ、そこを変えれば動くんですが、よく考えると…これ降水確率じゃなくて天気予報の結果の「曇り時々雨」とかを取ってきてもいいんじゃないですか?というわけで変えてみたのが以下です。

「毎時の降水確率」ではなく「毎日の天気予報の名前」を取ってきています。このリストの1番目が今日の天気の文字列になっているので、「雨」が入っていれば青、「曇」が入っていれば白、それ以外は黄色にしています。これでわざわざ最高降水確率を計算して判断する必要がなくなり、シンプルになりました。「雪」とか「霧」だったらどうしようというのはありますが…

あとはこれを「オートメーション」で毎朝7時とかに自動実行すれば、毎朝の天気予報によって玄関の色が変わっているわけです。

上のショートカットでは色を変えたあと消してますけど、これは私が既にSwitchBotの開閉センサーをドアにつけていて、この開閉センサー内蔵の人感センサーによって玄関のスマート電球を点けるよう設定してるからです。

つまり最終的には…朝起きる頃こいつらが勝手に天気予報を読んで電球の色を変えて一旦消して、じゃあ外出るかってときに人感センサーによって電球が点くと天気に応じた色になっていて…そこで傘を持っていかなきゃ!となるはずです。天気くらい自分で確認しろ!

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iPhoneくんが自動ホワイトバランスをかけるので差が分かりにくいけどこんな感じよ。


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