東北を左回りする(日本海編)
前回までの東北左回りは!
青森を後にして秋田県を南下し始めたんだけどこの辺りに何があるのか調べてなかったので、気になった地形にフラフラ寄っていくことにした。
男鹿半島
男鹿半島は元々火山島だったところ島影に砂が堆積して繋がったものらしい。それで南北の海岸線が綺麗な弧を描く浜なのと…中央に残ったのが干拓された八郎潟ってわけね
なので八郎潟のあたりはずっと平坦、男鹿半島はアップダウンが激しい。八望台っていう展望台があって火山湖を見渡せるよ
で、能代平野の方を見ると砂浜がずっと伸びてて、ずらっと風力発電の風車が並んでいる。秋田県の日本海側ずっとこんな感じで風車がある
男鹿半島の先っぽまで行くと入道崎という岬がある
崖の下はいい磯になってるし
芝やススキ原と海のコントラストがいい海岸だった…
南下してって秋田平野の方にもたくさん風車があるんだけど、道の駅てんのうっていう道の駅からそれを一望できるよ。秋田の名産は風力発電になるんだろうか…
仁賀保高原
で、秋田県を南下していたらいい感じに聳えている山があったので、翌朝そっちの方に行くことにした。鳥海山だった。
ここ仁賀保高原も風力発電がすごかった。鳥海山の上の方までは冬季規制で行けないけどここら辺ならサッと行ける
風車の根元まで行けるよ
風車を設置してるところは尾根筋なので眺めもいい
獅子ヶ鼻湿原
冬季規制があるのでこれ以上行けないあたりに獅子ヶ鼻湿原っていうのがあって…そっちも鳥海山見えんのかなって思ったら森だった
ここね…めっちゃ歩くんですよね…
落ち葉に埋もれてる木道見える?あれが無いと多分迷って死ぬ。あと私以外みんなクマ避けの鈴持ってた
湿原なのでコケがすごいきれい いや春夏あたりは木もきれいなんだろうなあ
水中にコケが生えていて、その丸くなっているやつを鳥海マリモと呼ぶらしい。藻ではなくてコケだけれども
この辺りの大きいブナの木はみんな根本から横に幹を伸ばしている。
その原因がこの炭焼き窯らしい。炭焼きの原料として伐採するときに蘖が出るよう、根本を残したってことだね
ブナが落葉した中に紅葉したカエデが目立ってこれはこれできれい
その後は十六羅漢岩に寄ったり適当な浜で夕日を見たりしていた…十六羅漢岩なかなか壮絶な由来があるのでググったりしてください
羽黒山
休暇最終日なのでスタート地点の仙台まで戻りながら名所に寄ろう。というときに羽黒山はいい位置にあった
羽黒山の頂には出羽神社という神社があって、参道の石段は2446段もあるらしい。この国宝の五重塔は割と下の方なのですぐ着く
でもまあどうせなら登り切ってみたい!行った。
実のところ全部が45°の階段かっていうとそうではなく、三箇所くらいある急坂の間に比較的平坦な道があってそこで息を入れられる。
ただやっぱり石段の長さと、植えられた杉並木の大きさには圧倒される
実は車で上がって来られる道路もあるんだけど、そっちはその分長いので…歩きで来たら歩きで戻るしかない
この下りの石段が、ステップの幅が狭いので疲れる。でも杉並木は見応えがあるので、疲れたら周りを見渡して休憩しよう
立石寺
仙台に戻る前にもう一箇所、紅葉がきれいらしい立石寺に行くことにした。ここも山寺なので1000段ほど石段を上りますが、先ほど2446段をクリアしたので誤差です
奇岩と紅葉を横に見ながら登っていくよ
それで向こうの山を見るとそっちも紅葉真っ盛りってわけ…天気悪いな!
いやでもこの景色はすごいよ 1000段しかないしみんな登って
紅葉にはじまり紅葉に終わった旅でした
リザルト
仙台→仙台
2154km
10日間の旅
おつかれさまでした
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