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奄美大島に行ってみたよ

人混みがあんまり好きではないので、旅に出かける時は人が集まりそうなところを避け、人が集まりそうな時期を避け…ということをしている。で、そうすると有給休暇を取って人のいない海岸に行く、というのが好きなやつになってしまうんだね。しかも海岸に行って泳ぐわけでもなく、なんか岩の上をジャンプしていたり磯を覗き込んでいたり貝殻を拾っていたりするわけ。こういうやつ向けの観光情報あんまりないので、どこに行こうか決まらないことが多い。

で、前行った西表島に再チャレンジするか…などと思ってLCCのサイトを見ていたら奄美大島のチケットが安いじゃないですか。新幹線で大阪に行くより安い(そっちも行ったね?)奄美大島といえば九州と沖縄の間にある島…どういうところなんだろう?でも海は綺麗そうだぞ!と思って行ってみることにしました。

ちなみに私はびっくりするほど食に対する興味がないので、ごはんの話は出て来ません。湯船に浸かる習慣も失って久しいので温泉の話も出てこない。こいつ何しに旅行行ってるんだ。

奄美大島に行くタイミング

これ結構悩ましいところだと思う。なんでも晴れてる日数は日本でも一番少ないくらいのところらしい。台風もガンガン通るし。そこで気象庁のサイトで平年降水量を見てたんだけど、でも7月は少ない方なんだ。5日もいれば1日くらい晴れるだろうの精神で行くことにしました。案の定台風で1日遅れたけど。

奄美大島の交通

今回行った主要ポイントを地図上に示すとこんな感じになります。
まず島の北東に奄美空港がありますね。空港のそばにレンタカー屋さんがたくさんあるので、そこで車を借ります。トヨタレンタカーとかあるんだけど地元のレンタカー屋さんが安い。

次に名瀬というのが島の中心地ですね。普通の地方都市港町という感じで、ホテルも多い。イオンがあるので多分なんでもあるだろう。島を縦横にドライブするときも必ずここを通る感じで、なので渋滞もちょっとする。

古仁屋港からは水中観光船とか、近隣の島へのフェリー、水上タクシーなどが出ています。実はホテルを連続して確保できなかったため、5日間で3ヶ所を転々としているのですが、住所をよく見てなかったので最終日の宿がここだった。おかげで加計呂麻島に行けたんだけどね!

古仁屋港と空港の間は車で2時間半くらい。奄美大島はそれなりに広いのだった。でも道幅もありトンネルも整備されていてドライブにはすごくいいところ。

じゃあ海岸を紹介していこうね。

あやまる岬と土盛海岸

空港から北上してすぐのあやまる岬からは海を眺められるけど、岬の下に降りて行ける(駐車場もある)。ここはいい磯になっていて、ウニとかナマコ、クモヒトデなども転がっている。タカラガイの貝殻も多いぞ。

多分泳ぐならちょっと空港方面に戻った土盛海岸の方なんじゃないかと思う。青い海!入り口がわかりにくいけど一応車を停められるところはある。

あいにくの天気だったけど、島の天気は変わりやすく、降ったり晴れたりの日もある。というか今回全日それだった。

あやまる岬にはソテツの群生地があってそこだけジュラ紀だ。アダンの木はもう海岸ならどこにでも生えていると言っていい。

国直海岸

国直海岸は……海岸沿いを走っているとこの青い海が視界に飛び込んでくるので、マジかー!と叫んじゃうところだ。

海岸に降りると砕けたサンゴばかりだ。この白いサンゴで海が青く見えるんだね。

そして国直海岸は島の西にあるので、夕日スポットだ。崖の上の展望台と海岸は歩いて行き来することもできるぞ。

貝殻はあまり期待できないけどガラスが波で削られて丸くなってるやーつはいいぞ。

黒潮の森マングローブパーク

名瀬から40分ほど車で走ると道の駅があって、それが黒潮の森マングローブパークだ。ここではカヌーを借りてマングローブ林を真近で見られる。こういうマングローブ林の中の水路は上からじゃ見えないトンネルみたいになっていて面白い。

ガイドさんを頼むと写真を撮ってくれたりする

これはシャコの巣なんだって

木の枝にはカニが登っていたりするぞ

ホノホシ海岸・ヤドリ浜

ここで地図をおさらいします。

ホノホシ海岸は古仁屋港からちょっと行った半島のくびれたところ東側、ヤドリ浜は西側で加計呂麻島に面した方だ。

ホノホシ海岸は波が荒く、際限なく削られ続ける岩のかけらが丸くなってまるで河原みたいになっている。

大きな岩の下が削られてトンネル状になっている。

一方のヤドリ浜は対照的に静かな海だ。内海みたいになっているからだろう。

そして対岸が加計呂麻島です。

(ボーナスステージ:加計呂麻島編につづく)




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