見出し画像

行ったことない中部・北陸の県に行く:岐阜・富山編

中部とか北陸って…よく分かんなくないですか?まず何県があるのかよく分かっていない。「九州」って言ったらだいたいどんな県があるのかは朧げに覚えているけれども…北陸って何?岐阜県や石川県ってどこにあるんだ?
行けばわかるよ!行こう!

今回の大まかなコース。名古屋から反時計回りに岐阜→富山→石川→福井→京都日本海側に出るよ

苗木城跡

岐阜では鉱石博物館というのがあったので、その辺の河原で石拾いをしようかと思ってたんだけど…そっちはあんまり…アレのため割愛します。

苗木城跡 遠景

で、その辺で見つけたのが苗木城跡で…城跡ォ〜?山でしょォ〜?などと思ってナメていたんだけど、これが結構すごかった。駐車場から歩いていくと上のような遠景が見えるよ…エッあの岩山が城なの!?

苗木城跡 ちょっと近い

いや…静止画だと森に見えるかもしれないけど実際に行くとラピュタみたいな感覚があるのよ

大矢倉跡

さっきのちょっと近い風景はこの大矢倉跡に登って撮ってるよ。見てわかるように結構石垣建造物は残っている

苗木城跡 天守へ続く石段

Ghost of Tsuhimaで見たよねこういう山城 どんどん登っていこう

苗木城跡 展望台脇

頂上にはでかい岩があって、その上に展望台が載せてある

苗木城跡 石垣

岩と地形に石垣を組み合わせてたっぽい

苗木城跡 頂上から
苗木城跡 頂上から2

上からの景色もいいよ

高山の伝統的建造物群と陣屋

高山市…飛騨高山の高山成分だ!古い街並みとかがあるぞ

古い街並
古い街並 ストリート
人力車とかある
高山陣屋

高山陣屋っていうのは…江戸時代の代官所を保存・復元してあるよ。中も広くて展示物が多く、かなり見応えがある

お白洲と拷問道具

ほら…これアレだよ、時代劇で罪人が代官の前に引き立てられてくるやつ

高山陣屋 広間
高山陣屋 米倉
真向兎 説明
真向兎 釘隠し

さっきの古い街並みには、ミッフィーとか…うさぎグッズ専門店とかがあったんだけど、この高山陣屋の釘隠しがうさぎだからかも

白川郷の合掌造り集落

白川郷の合掌造り集落 展望台から

なんか…こういう三角形の家に雪が積もってたり灯が点ってたりする写真見たことあるじゃないですか。あそこです

駐車場から集落への橋

実際にはでかい駐車場からさっきの展望台に行くには橋を渡って集落を突っ切って行く必要があります。逆側からだと車でも行けるらしいんだけど、集落内は外部の車は入れないので歩くしかない

アトモスフィアのある家がたくさんあり、壮観
火事に備えて放水銃が各所にある
山が背景だとアトモスフィアが増す
米倉?とコンバイン?

小さな倉庫みたいな合掌造りもあって、生活を感じる

白川郷 民家園

民家園

集落の方は今も生活している(宿になってたりはする)合掌造りだけど、駐車場の隣には民家園という、現住ではない移築してきた合掌造りの家が集められている。これらは集団離村した加須良集落のもの。生活できなくなった集落もたくさんあるのだ

合掌造りの屋根裏 養蚕用だったらしい

そうやって展示用になることでメンテナンスされている家もあるってわけ

道の駅にあった合掌造りの建て方解説展示

五箇山菅沼の合掌造り集落

白川郷から富山県側にちょっと行くと五箇山の合掌造り集落がある。

五箇山菅沼の合掌造り集落 上から

ここは道路沿いの駐車場が集落の上にあって、展望台から一望したりエレベーターで集落に降りたりできる。

五箇山菅沼の合掌造り集落
五箇山菅沼の合掌造り集落

五箇山相倉の合掌造り集落

相倉の方は、幹線道路から山を上がっていったところにある

五箇山相倉の合掌造り集落
五箇山相倉の合掌造り集落 展望スポットから

駐車場からさらに歩いて登っていくと展望スポットがある。ここから見ると山間に身を寄せ合うミニチュアみたいに見える

五箇山の集落は白川郷より小規模だけどギュッと詰まっている気がする
やっぱり山を背景にするとアトモスフィアがある

合掌造りの面白いところ

外から見てもアトモスフィアがあるけど、どの集落でも中が見られる家がある。そういうところを回って面白いと思ったところ。

広い

1F

合掌造りは広い。だいたい60度くらいの角度で…つまり正三角形みたいな形の屋根が1セット、その下に家の全てがある。それでいて2F、3Fがあるくらいなので、1Fは結構広い。

2F

そうやって確保した上階のスペースで養蚕とかをしていたらしい。

縄で組まれている

2F

骨組みの木材は縄で組まれていて、釘を使っていない。

ネソ

縄だけでなく、ネソという樹皮を結束に使っていることもある。木材が黒いのは囲炉裏からの煙で長年燻されたかららしい。

うすばり

屋根の柱はこんな感じで梁に掘られたほぞ穴みたいなところに嵌っている。

曲がった木材

メインの梁はよくこんな感じで端っこの方がアーチみたいになっているけど、これは山の斜面に育った木が雪の重みで曲がってから上に伸びていく、あの曲線をそのまま使っている。雪に曲げられた木を雪に耐えるために使っているのが面白い。

立山・黒部アルペンルート

立山黒部アルペンルートのことは岐阜に来てから知った。

正確に言うと「黒部ダム」とかは聞いたことがあったけど…そこに通じる交通機関がこんな凄いことになってるのは知らなかった。今回は富山県側からケーブルカー→バス→トロリーバス→ロープウェイ→ケーブルカーと乗り継いで黒部ダムに行って、そこから引き返してきた。黒部ダムから電気バスに乗ると長野県側に行けるよ。

立山→美女平(ケーブルカー)

立山のケーブルカー乗り場

このケーブルカーは後に貨車がつないであって、登山する人は大きい荷物を積めたりする。

美女平駅展望台から

まだまだ…

美女平→室堂(バス)

美女平バスのりば

乗車時間はここが一番長い。1時間くらいバスに揺られて、977mから一気に2,450mまで登るよ

はるか向こうに富山湾が見える

ガラスの色で変になってるけど…よく見ると画像右奥に富山湾まで見えてるよ

室堂

室堂の遊歩道入り口

室堂の駅からは遊歩道があって、登山装備じゃなくても近くなら歩ける。

ミクリガ池

ミクリガ池っていう池があって、遊歩道でその周りを歩ける…すげえな景色が!

ミクリガ池ーッ
噴気が出てる立ち入り禁止エリアもある
雪が積もったらまたすごいんだろうな
小さな植物の紅葉がきれい
この日は風があったので水面が波立っている

池を一周するだけでこの景色!室堂はすげえとこだ…

なんと雷鳥もいた
ここ!

室堂→大観峰(トロリーバス)

トロリーバス

室堂からは立山に穿たれたトンネルをトロリーバスで通って、反対側に行くよ。昔は普通のバスだったが排気ガスが溜まってしまい、トロリーバスになったらしい

掘削時湧水で苦労したところは照明が青い

大観峰→黒部平(ロープウェイ)

あれがダム湖の黒部湖

大観峰からは途中に支柱が一本もないロープウェイで降りる。パンフレットみたいな写真撮ったな

駅から見るとこんなよ

黒部平→黒部湖(ケーブルカー)

黒部平駅

またケーブルカーなんだけど、こっちは全線トンネルの中なので景色は見られない

黒部ダム

向こうが堤体

ケーブルカー駅からトンネルを歩くと黒部ダム。

黒部ダムーッ!ウワーッ!
多分観光放水だけどすごいぞ
展望台への恐怖階段
展望台から見る黒部ダム

黒部ダム…すごい!バキバキの険しい山!難工事を窺わせるトンネル!バキバキのコンクリート!この水量を支える堤体!

放水に虹がかかっていた
水は流れていく…

黒部湖観光船ガルベ

あれがガルベ。かわいい

黒部湖には小さいけど観光船もあるよ

風が気持ちいい
険しい山…まあ山以外見るものはないけど…

黒部ダムから電気バスに乗るとまた山を一つ貫いて長野県側に出られるけど、今回は北陸の旅なのでここで引き返しました。

石川・福井・京都編に続く


いいなと思ったら応援しよう!