見出し画像

シンガポールのケーブルカーとか

シンガポールには去年あたり1回行ったことがあるんですが、あまりに特急スケジュールを組んだためマーライオンすら見ることができませんでした。ので今回は出張中に有給を取って余分に観光しようと企んだわけですね。

シンガポール.001

シンガポールの大きさはちょうど23区くらいなんだそうです。その中でも私のいたのは空港と、上みたいな狭い範囲。

移動

シンガポールはMRTと呼ばれる電車網があって、これで空港から主要部に結構スムーズに移動できます。MRTとバスはNFC決済に対応していて(というか紙のチケットや現金の支払い箱とかはない)、SimplyGoというアプリでコンタクトレスのクレジットカードを登録するとそのクレジットカードでSuicaみたいに乗れる。

コンタクトレスのクレジットカードなんて持ってなかったんですけど、実はApplePayがMasterCardコンタクトレスの仕組みを使ってるそうなんです。つまり、MasterCardをApplePayに登録した上で、同じカードをSimplyGoに登録すると、iPhoneで乗れます。乗れました。

あとUberと同じようなGrabというサービスが強いです。Grabもアプリにクレジットカードを登録すると、アプリ内で支払いが出来ますが、クレジットカードの登録は対応地域(この場合シンガポール)に行ってから行わないとエラーになるので注意。

でもこれでiPhoneひとつで電車バス車移動が出来るわけです。楽。

シンガポール

マーライオン公園

画像3

シンガポールって言ったらマーライオンは見とくかみたいになりますよね。見た。

画像4

高層ビル街の対岸に見える船が乗っかったみたいな建物がマリーナ・ベイ・サンズ。船みたいなとこにはプールがあるらしいよ。

画像5

ビル街だけじゃなくて、マーライオン公園から歩いていくと緑の多い公園とかもあります。新宿中央公園みたいな感覚か…?

画像6

木の上に草生えてんのが熱帯って感じ

画像7

リバークルーズもあるよ

画像8

夜見てもきれい

画像9

マリーナ・ベイ・サンズからレーザーが放たれるショーをやってるよ

ガーデン・バイ・ザ・ベイ

マーライオン公園からマリーナ・ベイ・サンズを挟んで反対側にはガーデン・バイ・ザ・ベイという植物園的なところがあります。学術よりはエンターテイメント寄り。

画像10

あれは植物ではありません。塔です

画像11

画像12

無料エリア(屋外)だけでも現地の植物は楽しめる気がします。

画像13

ドームの中は有料です。これはフラワードーム。

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

地球の地域ごとのいろんな花が見られます。

画像19

もうひとつ行ってみたのがクラウドフォレスト。

画像20

中央の植物で覆われた塔をエレベーターで登って、空中回廊を廻ります。

画像21

一番上はウツボカズラがいっぱい生えてるんだけど、なぜかレゴのウツボカズラも置いてあります。

画像25

画像22

結構フニフニしてるんですよね空中回廊…

画像23

きれいですけどまあ…エンターテイメント重点ですね。あとドーム温室みたいに見えますけど、ここ熱帯なんで、外の方が暑いです。

画像24

それにしてもすげえ形の建物だな…

オーチャード

画像26

オーチャードのあたりはショッピング街です。ホテルから近かったので散歩に行った。

画像27

伊勢丹があるんですよ

画像28

画像29

画像30

クリスマスシーズンなので夜来てもきれい。日立

画像31

これは行く途中で見つけた羽のついてる種。こういうのは街中にもゴロゴロしてます。当然ですが植物は持ち帰っちゃダメなのでリリースします

セントーサ島

画像32

シンガポールの南の方にある全体をリゾート開発された島がセントーサ島です。MRTからモノレールやケーブルカー(日本で言うとロープウェーにあたります)、あるいは歩きでも入れます。

このモノレールやケーブルカーを含めて遊園地のアトラクションみたいなもので、入島するときに買うトークン(磁気チケット)で支払います。USJセット券とかもある。ちょうどMasterCard 15%引をやっていた。

画像33

このケーブルカーからの景色がすごくいい。左奥がマーライオン公園からも見えていた高層ビル街ですね

画像35

というかそんなに高い山があるわけではないので、ケーブルカー自体が高いところからの景色を見るためにわざわざ作ってある感じです。下から見るとよくわかる

画像34

セントーサ島の向こうはシンガポール海峡…さすが海上輸送の要所、メチャクチャ船が多い

画像36

ケーブルカーは島内にもう一本路線があります。一日無制限乗車券を買えばどちらも乗り放題

画像37

こっちの路線に乗り換えて南側を見ると…

画像38

きれいなビーチの向こうに夥しい船が見えるってわけよ…

画像39

画像40

人工ですけど、きれいなビーチですよ

画像49

夜乗ると夜景もきれい

画像50

ケーブルカー自体もライトがついているので、夜空をバックに光ります

シー・アクアリウム

アトラクションにはあまり興味がなかったんだけど…USJも日本にもあるしね…水族館に行ってみることにしました。本当はピンクのイルカのショーとかもあるらしいよ

画像51

巨大マーライオン像もあるんだけど工事中で入れません

画像52

複合型リゾートなのでこう…レストラン街があったり、ホテルがあったり、カジノがあったりUSJがあったりする

画像45

ガーデン・バイ・ザ・ベイと同じくエンタメ寄りの水族館ではあると思うんですけど、お金がかかってる感がすごい。

画像42

サメ水槽の中を通れるチューブがあって、上を見上げるとシャークネードの気分を味わえます。


画像46

魚の種類で言えば日本の大きい水族館とそんなに変わらない感じ

画像46

圧巻なのがこの巨大水槽。映画館のデカめのスクリーンくらいありそう。水の色から分かるように奥行きも半端ない。

画像47

この水槽にはエイがたくさんいて、わちゃわちゃ泳いでいるのを見ているだけで楽しいんですが、マンタも三匹います。水槽の奥から悠然と泳いでくるマンタが雄大。

画像45

水槽の一部は下からも見られるので、マンタが上を泳いで行くのを見られます。

画像47

ダイバーが餌やりをするところを見られる時間があります。

画像48

エイたちはダイバーにグイグイ来ます

シロソ砦

画像53

セントーサ島は全体がリゾートですが、島の西端だけ、かつてのイギリス植民地時代や太平洋戦争で使用された砦が保存されています。沿岸砲とかある。

画像54

画像55

今は平和な海を見守っています。

画像56

壕があって、中にいろいろ博物館的に展示してあります。空襲警報とか鳴ったりする。

画像57

日本軍機の残骸とかもある

かつてはセントーサ島内に複数の砦があったんですが、リゾート開発後もここだけは保存したそうです。シンガポール、貿易で生きてるだけあって国防には力を入れていて、ここの博物館でも戦争を教訓に自国を守ることの必要性を訴える映像とか流れます。

画像58

シンガポール、街はきれいだし安全です。こういうリゾートもお金をかけて開発・維持されているのがよく分かる。一人当たりGDPも高い。

でも23区と同じくらいの経済都市が、かつてはマレーシアの一部だったのに追放された、というのを考えるとちょっと複雑ですね。23区が日本から独立したらそれは一人当たりGDPは跳ね上がるでしょうけど、水や電気や人を外から供給されてこそなんですよね。シンガポールも水をマレーシアに依存していて、3本の水道管で結ばれてるんだそうです。2本は原水の輸入用、1本はシンガポールで精製したきれいな水の輸出用。…複雑だな!

画像59

電車内での飲食は500シンガポールドルの罰金ですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?