分岐点

本当はぜんぶ間違ってたのかもしれない。でも、私のひとつの選択が、誰かの運命に繋がっているから、そのひとつを間違いだと言ってしまえば、すべてが間違っていることになる。

ひとつを肯定することで、すべてが報われるのかもしれない。

たくさん人を傷つけたことを自覚して生きなければならない。でも、もう生きたくもない。特段つらいこともなければ、恋人もいて友達もいる。無責任だなと思うけれど、どこかへ逃げたい。誰からとか何からとかではなく、この場所から逃げて、いなくなりたい。

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