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【ラクエンロジック】葵編【アーキタイプ解説】

はじめに

今週もラクロジ記事投稿やっていきます、Nizeluです。
ラクエンロジックアーキタイプ解説記事第4弾です。先週の弥生は読んでいただきましたか?今週もお楽しみください。
構築ルールは推奨ルールにて構築し、対戦環境はラクエンロジックリモートサーバーにて行っています。

専門用語

使者:フォーリナーのこと。左上のレベルの背景が白いカード。
定理者:ロジカリストのこと。左上のレベルの背景が黒いカード。
合理体:トランスユニオンのこと。左上のレベルの背景が緑のカード。
戦術:タクティクスのこと。左上に戦術と書いてある。
逆理:パラドックスのこと。横向きのカード。
LD:ロジックドライブのこと。ソウルを1枚以上持つ合理体が使うことが出来る。ターンに1度しか発動出来ない。
オーバートランス:Lv5の合理体を出撃させること。美親、オルガ、学、聖那、らくろじ部の5種類しかない。
門:ゲートのこと。6枚割られたらゲームに敗北する。門破壊されることで効果を発揮する。
ストブ:ストックブースト(X)のこと。山札の上から指定された枚数(X枚)を順番にストックに置く行為。
サーチ:特定領域から直接指定したカードを持ってくること。
ドロソ:ドローソースの略。ドローソースとは手札を増やしたり、手札交換が出来るカードを指す。
アド:アドバンテージの略。カードの損得や有利不利を表す。稼ぐもの。
キルターン:相手の門を全て割りきってゲームを終了させられるようになるターンのこと。攻撃回数4回で残りの門枚数が2枚の状態など。

概要

葵はBT01から登場している定理者です。初弾から登場していることもありカード種類が豊富です。また制限カードもあります。ラクエンロジックにおける制限カードは強すぎて環境が一色に染まった場合か運営が想定していないゲームになってしまった際に適用されるものです。つまり制限にかかるほど強かったということです。
収録弾はBT01、BT04、HBT01、EB01、HEB01、SPB01、SPB02の計7弾です。多いですね。色は青、ワールドはモノリウム、テトラヘヴン、トリトミーの3ワールドです。青は色特徴として山札に触れるカードが多く、葵も山札に触れるカードが多いです。

貫通ギミック

葵も貫通ギミックがしっかりとあります。貫通に関しては過去の記事を読んでください。
葵の貫通は『月下の大弓 葵』と『月明かりの矢 葵』の二種類です。
『月下の大弓 葵』はバトルに勝ったとき相手のメンバーをストックに置く代わりに攻撃しているサークルの門を破壊します。バトル相手をストックに送る代わりに門を破壊するので『月下の大弓 葵』の効果を処理する前にバトル相手が場から居なくなっていると貫通出来ない点に注意してください。
『月明かりの矢 葵』はバトルフェイズ開始時にソウルが0枚の「葵」を手札に戻すことで、相手のLv2以下のメンバーを1体手札に戻します。元々のテキストは「Lv2以下のメンバー」ではなく「テリトリー1のメンバー」を手札に戻す、でした。しかしひなろじ関係が出る際にLv3以上のメンバーがテリトリー1になってしまったため、運営が想定していない挙動をするカードにならないために現在のようにエラッタされました。なおカード画像は差し変わっていないのでエラッタを知らないと大変なことになります。(何でも戻せるのはさすがにやりすぎやろ!!!)『月明かりの矢 葵』の効果で戻す相手のメンバーはソウル0枚の指定が無いためLv2以下のメンバーであればソウルを持つメンバーでも手札に戻せます。相手が大事にしているLv2のTC持ちメンバー等を戻して的確に戦っていきましょう。なおエラッタされているのはLDの方のテキストのみであり、攻撃時及び防御時のテキストはエラッタされてないのでLv4でも何でも出せます。

葵の特徴

葵は主に2つの特徴を持ちます。1つはドローによるカード管理です。葵にはドローする効果を持つカードが他の定理者と比較するとかなり多く、また葵の効果によるドローで反応するカードもあります。
もう1つは出撃させる効果です。弥生やくららのように特別な名称があるわけではないですが、葵はメンバーを出撃させる効果を持つカードが多いです。先ほど紹介した『月明かりの矢 葵』も出撃させる効果を持ちます。他にも効果による出撃で反応する効果を持つカードもあります。
そして葵最大の特徴としてループギミックがあります。ドロップの任意のカードを手札に加えるループです。詳しくは後述します。またTRもあります。

特徴1【ドローによるカード管理】

まずは葵の特徴的な能力であるドローによるカード管理についてです。葵には『後援の一矢 葵』という制限カードがあります。このカードは葵の効果でカードを引いた時、ドロップのカードを1枚選び山札の下に置く効果を持ちます。これは引いたカード1枚につき1回発動するので、1回の効果で3枚引いたら3枚山札の下に戻せます。また戻すカードに制限が無いので葵ではないカードでも戻せます。つまり戦術や逆理なども必要に応じて戻すことが可能です。この他に『花を摘む ロッタ』などカードを引いたときに反応する盟約もあります。

特徴2【出撃させる効果】

BT04までの葵はドローに関する能力がメイン能力として注目されていました。ところがSPB01の『月明かりの矢 葵』から、メンバーを出撃させる効果を持つカードが登場しました。このメンバーを出撃させる効果はHBT01以降の葵の主なギミックとなっています。HBT01からは出撃させる効果と共に効果による出撃をした時に発動する効果も出てきました。出撃させる効果の代表的なカードとして『デモリッシュサンダー 葵』が上げられます。このカードはEXソウル3のターン1起動効果として3枚引いて2体出撃させる効果を持ちます。さらにこの効果で出撃したメンバーによってパワーとオーラを上げられます。
一方で出撃したときの効果を持つカードとして代表的なものに『季節の変わり目 葵』があります。このカードはラクエンロジックで最も頭のおかしいカードです。(なぜ刷った?気が触れたか?)ラクエンロジックにはドロップから逆理を逆理領域に直接置くカードや、相手のレベルブーストを封じるカード、バトル相手の逆理と戦術をバトル領域に置く代わりにドロップするカードなどかなりぶっ壊れてるカードがいくつか存在します。しかしこのカードはそれらのカードと比べ物にならないほど壊れた効果を持っています。『季節の変わり目 葵』は葵の効果で出撃した時、「合体上限+1」か「TC上限+1」を得ます。つまり通常1回ずつしか出来ない合体とTCを1ターンに複数回行うことができます。数年前の悪い人はこのカードを悪用してループが出来そうと考えました。ループについて触れる前にTRについて触れておきます。

特徴3【ロジックを持たないカード】

前回の弥生と同様にロジックを持たないTRが葵にもあります。『ラグナスマッシャー 葵』です。このカードはEXソウル3能力でメンバーを出撃させ、パワーを増やす効果を持ちます。葵は強力なLv4が多いため正直このカードを使う余裕はあまり無いです。

特徴4【葵ループ】

先ほど葵はループすると言いました。ここでは葵のループについて解説します。結果から言うとドロップの任意のカードを自由に手札に加えられます。この時点で何を言っているかわかりませんが、出来ることは事実なのでまずは読んでみて下さい。
まずは初期盤面の説明をします。


後援の一矢 葵
純愛の戦士 ブリュンヒルデA
季節の変わり目 葵A
戦神の大槌 トールA

手札
バーチャルエフェクト 葵A

山札(上から順に)
純愛の戦士 ブリュンヒルデB
デモリッシュサンダー 葵A
戦神の大槌 トールB
季節の変わり目 葵B
バーチャルエフェクト 葵B
任意のカード(このカードの枠を自由に手札に加えられる)

ドロップ
デモリッシュサンダー 葵B
バーチャルエフェクト 葵C
季節の変わり目 葵C
戦神の大槌 トールC,D

(正式名称は長いので略します)
デモリッシュサンダー 葵→DT葵
後援の一矢 葵→後援葵
バーチャルエフェクト 葵→VE葵
季節の変わり目 葵→季節葵
戦神の大槌 トール→トール
純愛の戦士 ブリュンヒルデ→ヒル
任意のカード→X
とします。

次に手順の説明をします。山札の順番が変わるのでループ中の合体及びTCの出撃は全て手札から行います。
①トールと季節葵で合体しVE葵を出撃(手札:0)
②トール盟約で3ドローしヒルデを山札の上に戻す(手札:トール、DT葵)
③トールとVE葵でTCしDT葵を出撃(手札:0)
④トール盟約で3ドローしヒルデを山札の上に戻す(手札:VE葵、季節葵)
⑤VE葵合体時効果で季節葵を出撃し1ドロー(手札:VE葵、ヒルデ)
⑥後援葵効果でドロップのトールを山札の一番下に置く(山札:X、トール)
⑦DT葵効果でヒルデが下になるように季節葵とヒルデを山札に戻し3ドロー(手札:VE葵、季節葵、トール、ヒルデ、X)(山札:ヒルデ)
⑧DT葵効果で季節葵とヒルデを出撃(手札:VE葵、トール、X)(山札:ヒルデ)
⑨後援葵効果とヒルデ効果によりカードを5枚戻せるのでDT葵、トール、季節葵、VE葵、Xの順で山札の下に置く(手札:VE葵、トール、X)(山札:初期状態)
⑩トールをDT葵と同じところに出撃し、DT葵を押し出す(手札、山札共に初期状態)

手順①~⑩を任意の回数繰り返すことでドロップの任意のカードを自由に手札に加えられます。推奨だとそこまで悪いことは出来ないのでループする意味はあまり無いですが、拡張だと色々できます。詳しくは拡張ルールについて話すときに触れます。

門デッキの候補

葵を組むうえで採用が考えられる門を紹介します。

2門

ストブ①、1ドローを得られる門。確実に1アドを得られる門のため基本的にいつ捲れても強い。どのデッキでも優秀なため採用を検討される。

3門

ストブ①、ドロップのメンバーを1枚サーチする門。ドロップの合理体を回収できるため非常に強力。ドロップに落ちてしまった『後援の一矢 葵』を回収できる。

4門

ストブ①、自分の門が4枚以上表向きなら相手のメンバーを全てレストする門。この門が捲れると相手のターンを強制的に終了させられる。どうしても無理やり1ターンが欲しいなら採用してみるのもあり。

6門

ストブ①、山上1枚落下、1ドローする門。2門同様に確実に手札を増やすことが出来る。ドロップを肥やすこともできるため3門や10門などのドロップに干渉するカードと相性がいい。

10門

ストブ②、ドロップのカードを1枚選び山札の上に積み込む門。ドロップに存在しているカードを種別問わずに山札に戻せる。相手の攻撃上限になるタイミングや、次の相手の行動で山札の上が変化しないタイミングで積み込むことによって、ターン開始時2ドローやレベルブーストで好きなカードを引くことが出来る。

18門

ストブ②、マイロジカリストカードがレストしているなら1ドローする門。ストックと手札を気軽に稼げる良い門。ラクエンロジックは定理者を節約するために最初の合体は基本的にマイロジカリストを使うため基本は1ドロー出来る。

21門

ストブ①、破壊されている門が奇数枚ならストブ②、1ドローする門。手札が稼げるかは運である。しかし期待値上はドローできる確率の方が高い。戦術用のストックや手札を稼げるので優秀。

サンプルレシピ

Lv4
デモリッシュサンダー 葵 ×3
レイディングダッシュ 葵 ×2
月下の大弓 葵 ×2
月明かりの弓 葵 ×1
Lv3
後援の一矢 葵 ×1
バーチャルエフェクト 葵 ×1
見届ける信愛 葵 ×2
Lv2
貫禄の快勝 葵 ×3
宵闇の一閃 葵 ×2
連携で追い込む 葵 ×1
Lv1
新たな覚悟 葵 ×2
頼れる存在 葵 ×2
季節の変わり目 葵 ×1
着替え中の 葵 ×1
弾ける稲妻 トール ×4
戦神の大槌 トール ×3
子供達のヒーロー ピノ ×2
純愛の戦士 ブリュンヒルデ ×2
戦術
響き渡る笑い声 ×3
トキメキの大都会 ×2
感謝の言葉 ×2
逆理
拡張新開発 ×4
信じ抜く轟雷 ×2
悲恋の哀愁 ×2


【2】水着のリオン&ニーナ ×2
【3】部屋着の万博 ×2
【6】部屋着のニーナ ×2
【10】部屋着の夕子 ×2
【18】合体空間「弥生 ✕ 七宝」 ×2

最後に

今回は葵の解説をしました。質問などがあればコメントやTwitterのDMなどで受け付けます。葵は難しいですが、楽しいのでみなさんも遊んでみてください。サンプルレシピに関するプレイなども気になる方は気軽に聞いて下さい。良ければTwitterフォローお願いします。
次回はキャラ紹介ではなく戦術関連を紹介したいと思います。

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