拝啓　三浦春馬様

ＴＶに　“　三浦春馬　急死　”　の文字。

うそでしょ。それが最初の感想。

そんなはずない。

数少ない、心が動かされる大好きな俳優です。
あなたの笑顔、声、選ぶ言葉も垣間見える人間性も
出演した作品も大好きです。

どの位時間がたったのだろう、
まだかな？　
“　フェイクニュースでした。　”
“　一文字違いの別の人でした。　”
“　同姓同名の人でした。　”
そう出るのを願った。

けれどそんな希望は次の文字で打ち砕かれた。
“　三浦春馬（俳優）　自宅で自殺　遺書も発見　”

頭が真っ白になった。

足の力が抜ける。

信じられない。

走馬灯のように笑顔だけが思い出される。

手が震えてきた。

心臓が．．．胸が．．．痛い。
信じたくない。

芸能人の自殺のニュースは何度か目にしているけれど
こんな風に感じたのは初めて。

それだけ俳優　三浦春馬の存在は大きかったんだ。

「世界はほしいモノにあふれている」では世界の色々なものに触れ
好奇心で目をキラキラ輝かせて話をするあなたがとても印象的でした。

将来海外で演技をしたくて、英語も勉強中だと言っていたから、
未来は当たり前にくるものだと思っていた。

10年後も20年後も進化し続ける俳優だと思っていたから
未来のあなたのことも楽しみにしていた。

悲しくてしょうがないのに思い出すのはあなたの笑顔ばかりです。
太陽のような笑顔が頭から離れない。
こんなに悲しいのに。

これから先あなたの出た作品を見るたびに
きっと涙が出てくることでしょう。

想像すらしてなかった、
こんな風に突然いなくなってしまうなんて。

時間と共に喪失感が膨らんでくる。
こんなにも喪失感を感じたのは生まれて初めて。

もう見られないって考えただけで息が苦しい。

歳を重ねていくあなたが見られなくて辛い。

どんなに時間が過ぎても亡くなったという
事実は変わらない。

あなたは唯一無二の存在です。

生まれてきてくれてありがとう。
そう望むのはエゴだと言われても
生きていてほしかった。

どれだけ時間が過ぎても心の穴は塞がれないです。
頭では理解してるけど、朝になる度今日も三浦春馬がいない世界なんだって思ってる。そして涙が出てくる。もう泣くのが日課になってる。長い夢からいつになったら覚めるんだろうって毎日思ってる。

何度書き直し、書き足したかわからないけれど
気持ちを整理するために書き続けます。