見出し画像

リトルワールドサイクルミーティング

3月14日と4月11日にリトルワールドサイクルミーティングへ参加してきました

3月14日スポーツクラス

当日朝に痛恨の寝坊。
なんとかエントリー締め切り前に会場へたどり着くも、ビギナークラスがまさかの定員オーバとなっていました。

久しぶりのリトルワールドでのレースということもあり、特にビギナーを中心に非常に参加者が多かったように思います。
ビギナーは知らない顔が沢山いました。新年一発目の大会は、自転車を始めたばかりの選手が多いのでしょうか。
思えば、自分が最初に出場した自転車レースもこの時期のリトルワールドだったような記憶があります。

枠が余っていたため代わりにエントリーしたスポーツクラスは実は初めての挑戦。ビギナークラスで勝ってからステップアップしたい気持ちはありましたが、これも経験ということで。

初挑戦なので、知らない顔が多いです。練習仲間のI田くんあたりもいますし、PITサイクルが人数を集めていてみなさん速そうに見えます。

ビギナーは4周回(うちローリング1周回)のレースですが、スポーツは7周回でローリングはありません。スタート直後からレースが始まりますが、意外にも最初の登りは大人しめのペース。
しかし、苦手の下りで自分が番手を落としてしまい、集団についていくため余計に踏んでしまう羽目に。
下りの技術があれば、登りで番手を落としつつ下りで挽回するなんて芸当も出来ますが、ビギナーでこそ大して下りの早くない自分にとってそんな余裕はありません。
下りで脚をつかったままの2周目の登りで予想外に追い込まれてしまいます。
2周目の登りでI田くんを含む2人が飛び出している。
自分は反応できるはずもなく、集団も静観。2人はすぐに吸収される。

3周目の登りでまた練習仲間のI田くんが飛び出しているような格好。
レース前の試走で元気いっぱいだったI田くん。試走の強度で予想外にきつかったのは自分が寝起きだからだとばかり思っていましたが、純粋にI田くんの調子がいい模様。

そこからは逃げを集団が追いかける格好。
自分は集団で淡々と周回をこなします。

6周目の登りでPITサイクルの選手が集団から抜け出してブリッジしようとします。自分も追いかけます。
目の前にI田くんを含んだ2人逃げが見えてきます。登りのペースは以前よりもかなり落ちている様子。さすがに疲れてきたか。
PITサイクルの選手に「いま追いついておきますか?」と聞かれましたが、「(前のペースが)遅いのでこのままで大丈夫でしょう」と答えます。

このとき僕は痛恨のミスをしていました。あと2周あると思っていましたが、周回数を数え間違えており実はレースはあと1周でした。
そして、下りのペースはI田くんの2人逃げが僕とPITサイクルの選手よりも数段速かった。
今から思えば登りで逃げの背中が見えているうちに追いついておくべきでした。集団から2人でブリッジしようとしたので本来そうすべきです。しかし、自分はこのとき限界付近だったこともあり、非常に消極的なレースをしてしまいました。

下りでPITの選手とローテを回しますが彼もブリッジをかける際に脚を使ってしまったらしく上手く回ることができません。そして今まで見えていた逃げ2人の背中は見えなくなっていました。

その後は、集団に追いつかれ自分はそれに上手く乗ることも出来ず、先頭集団から離れてゴールしました。
優勝はI田くん。見事な逃げ切りでした。

練習仲間のI田くんは、ここ数年目標レースへ向けて調子を上げては落車してしまい、また最初からやり直すというようなシーズンが続いていました。周りの同世代が一足先にステップアップしていくなか、本人も悔しい気持ちがあったはず。ここ最近も精力的に練習に取り組んでいるのは知っていたので、今回の優勝は自分のことのように嬉しかったです。

ただ、自分は非常に悔しい結果となりました。
レース後、PITの選手に「(上手くローテを回れなくて)すいませんでした」と謝られてしまいましたが、どちらかといえば自分の責任が大きいので実に申し訳ない。

画像1

レースのデータは上の通り

一番追い込まれていたのは集団の後方で登り始めた2周目と、ブリッジしようとした6周目です。
しかし、W'balが5を下回りません。これはこのレースに限った話ではなくて、最近の練習に共通する傾向です。
グラフ上はまだ余裕がありますが、自分としては限界付近まで追い込んでいます。このギャップはなぜ生じたのか。
・自分のCP設定値が高すぎる(≒以前よりも弱くなった)
・シンプルにここ最近のメンタルが弱い
理由はまだ判別できかねていますが、一度FTPを測り直しておくべきだと思いました。

4月11日ビギナークラス

前回の反省を生かして、余裕を持って起床しビギナーに参加しました。

しばらくぶりに参加しましたが、ビギナーのメンツはすっかり様変わりしてしました。ただ、東海地区のローカルレースでご一緒することの多いカンピオーネの皆さんもいたのでレース前に談笑。特にK村さんは強いスプリンターです。

ローリングで1周回消化し、リアルスタート後、新しいビギナーのメンツの脚がどんなもんかと先頭で少しペースを上げてみます。自分のペースアップなど集団には全く影響ない様子。非常に残念。
反対に、頂上付近で予想外に自分が無駄脚を使ってしまったことに気がつきます。

画像3

写真はY崎さん

3周目の登りで練習仲間のS木くんが先頭で登り始めます。これはいいペースだったので後ろにつきます。ローテを変わり自分も牽き終えて後ろに下がると、S木くんの後ろに他チームのM山くんがついているのが見えました。
彼は脚力こそ上のクラスでも十分に戦えるものを持ってはいますが、以前からレースで危ない動きをすることの目立つ選手で、落車の起点になることが多い選手です。出来ることなら近くを走りたくありません。そこで少し離れた位置で集団に戻ろうとしましたが、困ったことになかなか入るスペースがない。気づけば集団のだいぶ後ろまで下がってしまいました。
このせいで、予想外に脚を使ってしまうことに。

4周目の登りであえなく集団からドロップ。
ビギナークラスで先頭集団から千切れてしまうのは久しぶりだったので、非常に悔しいレースとなりました。

画像2

2周目の登りでW'bal5を少し切るところまで追い込めていますが、数値的にはまだ余裕があるはずなのにまたしても自分自身は限界付近まで達してしまっていました。

また、レース序盤の登りでどう考えても余分な脚を使いすぎています。
自分が他の選手の脚を伺う動きなど出来る身分ではないのにも関わらず、出過ぎた真似をしてしまいました。

非常に残念なレースが続いてしまいましたが、しっかり反省をして次回に生かしたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?