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NHKマイルC予想

#2割の早口競馬予想

NHKマイルチャンピオンシップ予想

きっかけはゲーム

最近、妻がウマ娘というゲームにハマったことで競馬に興味を持ち始めた。自分も学生の時分はそれなりにちゃんと競馬予想に励んだ思い出があるので、久しぶりに妻と同じ話題で盛り上がれることを楽しんでいる。

今週のメインレースはNHKマイルチャンピオンシップG1だ。
NHKマイルCは、3歳マイル路線と3歳クラシック路線の初対決になることが多く能力を比べづらい。クラシックのステップレース凡走組が本番で好走するケースも多く見られ、予想は毎年困難を極める。
一旦はギャンブルを忘れて予想を楽しむというのもNHKマイルの楽しみ方ではあると思ったので、今回は久しぶりに頑張ってみた。

高速馬場の東京1600芝で行われるNHKマイルは、過去5年を見ても中盤12.0を踏まない高レベルの持久戦となった上で、後3Fで平均0.5秒の加速ラップを踏んでいることから一瞬の切れ味も問われる。
スピード・持久力・キレが求められる全馬未体験のハイレベルレースになる。
これだけのレベルの高さはこの時期の3歳馬にとっては初めての経験となるはずで、初条件から思わぬ好走馬が現れたりするのもNHKマイルが難しい理由のひとつとなっている。

要求される能力は、
・12.0を切るハイスピードについていけるスピード力
・上を中盤も維持する持続力
・ラスト3Fで加速するキレ味

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◎ルークズネスト

ファルコンSは中盤で11.4以上を踏まない高レベルな持久戦となった。
1.2着には高いレベルのスピードと持久力があると考えるべきで、特に1着ルークズネストはスタートやや失敗するもハナを切り、直線も2着グレナディアガーズとの追い比べでよく粘った。

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過去5年のラップと比較してもレベルの高さは明白で、ラスト1Fは失速するも後続勢はかなり消耗させられていた。

シンザン記念は前傾ラップで比較的タフな流れになった。
道中締まりながらラスト3Fで加速しつつも持久戦かなという印象のレース
1着ピクシーナイトは高いスピードを示したが、2着ルークズネストは直線不利な位置から押し上げて2着に入線した。上がり3F34.8秒は3位のタイム。この後に行われたファルコンSでは逃げていることからもルークズネストには自在性がありそう。

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課題はスタートがすんなり行くかどうか。

○グレナディアガーズ

朝日FSが行われる阪神1600芝は、中盤が緩むため瞬発力勝負となることが多いが、20年は逃げた馬がモントライゼが1000m56.9の高速ラップで引っ張ったことで持久戦となっている。
後続が脚を使わされるなかで先行して押し切った1着グレナディアカーズには高いスピードと持続力があることがよく分かる。
レコード決着ながら後1Fは失速しており瞬発力には課題があるが、持ち前のスピードと持続力には非常に魅力があり、今週の東京競馬場も前が止まりにくい馬場状態であるため、この馬の先行力に期待したいところ。

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▲バスラットレオン

ニュージーランドTでは12.0を踏まないペースで淡々と逃げ、高い持久力とスピードを見せた。ラスト1Fも少しだけ加速し5馬身差の圧勝。前々走シンザン記念と比べてもレース内容がかなり良くなっている。
過去5年と比較してもレベルの高いラップであり、そのハロンタイムはほとんどバスラットレオンが一頭で作り出したものであることを考えると、NZT組では実力は一頭抜けていると思う。

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この馬も課題はキレ味。
シンザン記念では絶好のポジションから失速して◎ルークズネストに差されたこともあり、今回はよりキレ味を求められる舞台でどうか。

△ホウオウアマゾン

デイリー杯2歳Sはテンが非常にゆったりとした入りだったが、道中はしっかりと締まり持久戦となった。
過去5年と比較してもラップタイムは優秀。
勝負どころのラスト3F→2Fで加速しつつ最後は失速するも、高いスピードと持久力に加えて一定のキレも問われた形。
1着レッドベルオーブは朝日FSで3着となり素質の高さを見せたがその後はクラシック路線へ、2着ホウオウアマゾンも絶好のポジションから競り負けたが地力の高さは見せた。

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アーリントンカップでは先行して押し切るという強い勝ち方をしているが、道中はペースが緩んでおり高い瞬発力が問われた形。
もともと阪神1600芝はこういうレースが多く、前述したとおりレコード決着の朝日FSが例外。過去5年と比べて2021年は平均レベルだが、道悪を考えると比較的ハイペースで流れたとも評価できる。

デイリー杯2Sで一定のスピード適正を、アーリントンカップで高い瞬発力を示した形。
課題は中2週という厳しめのローテーション。

怖い存在

シンザン記念で◎ルークズネストと▲バスラットレオンに先着しているピクシーナイト、ラップタイムからは評価しづらいクラシック路線組であるシュネルマイスターと牝馬限定戦でしか結果が出ていないソングラインが怖い

ピクシーナイト

シンザン記念は前傾ラップになっており、比較的スピードと持続力が問われた流れになった。この流れを作ったのが逃げたピクシーナイトで、当該レースでは▲バスラットレオンよりも優秀なスピードと持続力を示した。

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それでも印を下げた理由は、スピードが上位2頭◎ルークズネスト○グレナディアガーズよりは低いと考えたから。また、前走アーリントンカップではキレ負けしており、今回は相手がさらに強化される。大外枠というのもすんなり先行の一角に取り付けられるか気になる。
最後まで悩む一頭になりそう。

シュネルマイスター

弥生賞はスローペースからの瞬発力勝負となった
1着タイトルホルダーが皐月賞で好走したことからもレベルの高さは垣間見えるが、どうしてもスピードが全く問われていない展開のためマイル戦では評価しづらいところがある。

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ひいらぎ賞も中盤が緩んだ瞬発力ラップで、マイル路線一線級相手の高いスピード適正があるかと問われると微妙。人気もしてしまったので、ここは切りたいと思う。

ソングライン

紅梅Sが京都競馬場改修工事に伴う中京開催のため、比較対象レースがファルコンSになってしまったが、牝馬限定戦ながらまずまずのラップ。
前2F-3Fで10.6-10.6と速いラップを刻みながらの持久戦となり、好位からメンバートップの上がり3F35.3で押し切っている。ただ、キレ味があるとまでは評価しづらいし、今年に関してはファルコンS組の2頭が極めて評価の高いラップを刻んでいることからも、この2頭には劣ると判断せざるを得ない。
前走も負けすぎており、これも切りたいと思う。

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結論

◎ルークズネスト
○グレナディアガーズ
▲バスラットレオン
△ホウオウアマゾン
注ピクシーナイト

印が人気に集中していることから、馬券は最後まで悩みたい。
競馬は控除率が20%以上もあるため、ギャンブルとしてそもそも魅力がそこまでない。自分が競馬に飽きたのもこの控除率という高い壁に全く刃が立たなかったから。そもそも日本国内のギャンブルはどれもレーキが高いため、ギャンブルするのには極めて向いていない国だといって良い。海外のブックメーカーでより良いオッズがあるならそちらでも勝ってみたいがオッズが単勝しかないし出金が手間。
JRAは単複の控除率が他の券種と比べて若干お得になっているため、個人的には単複一点買いをよくするのだが、今回はオッズの人気順ランクを見ても混戦の様相を呈しているので、馬券的に妙味があるのは単複よりも馬連などだと考えている。

馬連
③ー④⑧⑬⑱


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