雑記

大学院を卒業して以来、なにかわからない鬱々とした気分にさいなまれていることが多い。
私の獲得した修士号とは何なのか。なんの役に立つのか。
今のところ同じ大学を卒業した人と偶然出会ったときに思い出話をする程度のことにしか使われたことのない資格。印籠のように決め台詞でも吐きながら卒業証書をかざせばよいのだろうか。

まあそれは別によい。大学で研究という経験をし、論文や学会発表という形で今後頑張っていくための糧を手にしたから。
だがそれも同様の疑問が浮かぶ。なんの役に立つのか。

日々、自分を頑張らせているものはなんだろう。この疑問を解決するためには自分が頑張るための加速度を得た経験を振り返って、記述して羅列して見る必要がありそうだ。そうして抽出された頑張るためのエッセンスが人によってはお酒であり、人によってはテレビであり、人によっては食であるのかもしれない。私にとっては何なのだろう。

私は未だに自分の心を正確に書き出せないままでいる。

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