<振り返り>の重要性ついて

ここでいう<振り返り>とはやっている事が一区切りついた時に

・上手く行った点はどこか・上手く行かなかった点はどこか・改善すべき点はどこか

などを、これまでの経過を振り返って洗い出して「今後の実行の修正」と「経験の整理」を行うことである。

こう書くと「こんなことはやって当たり前」と思うかも知れない。

色々な物事が上手く行っている組織や個人は、意識的・システム的にこの<振り返り>を取り入れていると思われる。このため、次に似たようなパターンの事柄が出てきた時はよりよい方法で対応出来るし、経験が整理・文書化されていることで、直接関わらなかった人たちへも経験値のトランスが出来る。結果、よりよい方向に物事が回り、失敗さえもよい経験として生かされるようになる。

上記と逆で、色々な物事が上手く行っていない個人や組織ではほぼ行われず、同じ失敗を繰り返したり無駄な作業を行ったりし、進歩のかけらもみられず疲弊して行くばかり。これでは猿の方がましである(笑)

とても当たり前のようだが<振り返り>を意識しているかどうかで、かなりの差がつくことは間違いない。

こんなことは「やって当たり前」と思うかもしれないが、文化的・システム的に組み込んで「維持していく」努力をしなければ行われないものなのだ。「やって当たり前」という号令だけで根付くものではなく、継続した努力が必要なのである。


あなた自身、もしくは所属している組織はどちらですか?

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