抽象化と具体化について

①動画を見た感想
私が抽象化と具体化についての動画を見た理由は将来仕事をする上で抽象化と具体化はどのような場面で必要になってくるのか興味があったからです。正直これまでは難しい言葉だと思って、普段意識することなく生活をしてきたので、この動画をみて2つの言葉の奥深さに舌を巻きました。

②抽象化と具体化とは
具体は人間の感覚で捉えられることで、抽象は事物から要素・側面・性質を捉えることである。
抽象度を上げれば上げるほど本質的な課題に迫っていく。表面的に起こっている事象から、いかに抽象度を上げ、本質に迫るかがビジネスにおいて重要である。

③抽象化と具体化の方法について
抽象化する際は、複数の情報や事象から共通点をみつけ、1つにまとめて一般化する。
また、目的に合致した特徴のみを抜き出す。
そして、原因と目的、手段と結果などの関係を明確にする。

具体化する際は一定の軸やルールを決めて選択肢を絞り込んで考える。
目標は具体的であればあるほど実現性はあがっていく。
具体化においてはどれだけ知識や情報を持っているのかが重要になってくる。

④抽象化と具体化を用いて課題を解決する方法
抽象化と具体化を用いて課題を解決するためのおおまかなプロセスは、
具体的な問題を見つけ、それに対し抽象化し、課題の本質を抽出する。そして解決方針を考え、どうやったら解決するか具体的な解決策に落とし込む。
重要なのは、さまざまな具体的な事象から本質的な課題を抽象化して抽出しそれを具体的な解決策に落とし込むことである。
また、抽象化と具体化の往復をし、物事を俯瞰的に見たり、詳細に見つめていくことがビジネスや日常生活の問題解決において重要である。

また、抽象化によって本質を見極めることができなければ、いくら具体的なレベルで対処しても効果が見込めない。
逆に抽象化して一般化することができ、類推して解決策を見出せたとしても具体化して具体的なアクションや実行策につなげることができなければ、ただの机上の空論で終わってしまう。
つまり、具体化と抽象化を上手く使いこなすことが重要である。

⑤抽象化能力、具体化能力を鍛える方法
抽象化能力を鍛えるにはアナロジー能力という共通点を見つけ、それをきっかけに1つのことから類推して考える能力を鍛える必要がある。
アナロジー能力はなぞかけをすることによって鍛えることができる。
抽象化をする際、注意することは過度に一般化しないことである。

具体化能力を鍛えるためには5W2Hで制約を設けることである。
また、具体化をする際、注意することは自分のことを特殊だと思わないことである。

⑥結局のところ抽象化と具体化ができるとどうなるのか
具体化と抽象化を往復できる人材は物事に対し詳細に見たり、全体を俯瞰してみたりと多角的に物事を見つめることができる。
そのため、事象の整理に限らず、問題解決や解決策立案にも飛躍的に上手くなっていく。
人に説明する場合、構造と具体例をセットにし、説明できるようになる。また、人に説明された時も関係を理解し、構造化して理解することができる。

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