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ニワカ式「いつも心にシュナムルを」

迷えるシュナムリアンたちへ捧ぐ――

シュナムル氏がアカウントを消して、そして10日もたたないうちにまた復活した。シュナムル氏のアカウント削除は、ツイッターのトレンドにはいるほど騒動になった。

だが、すっかりアカウント消滅騒動が鎮静化して人々の興味が移ろったところで、復活。さすがは「シュナムル尊師」、全く私達を飽きさせない。

シュナムル氏の復帰後のツイートが「デマ」をばらまかれたことに対する抑えきれない怒りからはじまる。「下らねえ劣等感と悪意に付き合ってられるか」である。なんとも「刺さる」。彼のコンテンツ性の高さを象徴している。

これ逆に言えばシュナムル氏の自白である。すなわち、「自分は下らねえ優越感と悪意で、レクサスのキーとかさり気なく(これ見よがしに)映った写真アップしてたり、卒業して何年もたってるのに京大卒とかわざわざbioに書いてたんです」ということにならないだろうか。なにしろシュナムル氏といえば、イギリス人の研究者の妻にハーフの娘がいて、そんな妻子もつことができない弱者男性である君たちは、「道徳的にも間違った存在である」と烙印をおしてまわる「アップデート」されたツイッター論客仕草でよく知られている。

こういうことは、「やってる本人」よりも「やられている側」のほうが敏感に気づくものなのだ。

だが実際には、おそらく貴方もご存知の通りだ。当初からシュナムル氏は娘に自分の政治的主張を腹話術させているのではないか、いや、そもそも娘自体が実在しないのではないかいわれてきたが、現代では、かなり彼の「先進的な価値観をもつインテリのワタクシ」というプロフィールはその事実性に疑問符がついている――

「お父さん、これ気持ちわるい…」



!?

・・・なにやら虚空からイマジナリーな声がきこえてきた。

さてさて、

今回は、「シュナムルがどうしてこんなにいつまでも人気なのか? 動画もYouTubeからニコニコまで次々作られ、人気ありますよね。どうしてみんなこんな旬でもないシュナムルが『大好き』なのか?もしかして私達はシュナムルに『依存』しているんですか? モヤモヤします!教えてください!」といわれたのでシュナムル氏のコンテンツ性について、お答えすることにしました。――貴方のモヤモヤをすっきり解決するニワカちゃんです。(シュナムル前作はこちら

しかしシュナムル氏とは、やはり、卓越したマーケティングの才能をもっていたのは、この「お父さん気持ち悪い」のツイートからもわかる。

ここには「そのラノベ表紙に描かれているのは、貴方じゃないですよ(自他の区別をつけましょうね!)」というだけの話の料理方法をみてみよう。シュナムル氏の「知能の高さ」を象徴するツイートだ。

引用元→2018-09-08 22:48:47  https://twitter.com/chounamoul/status/1038423907697446912

いかがだろうか。

すぐに気づくのは、このツイートに、論理性は一切ないことだ。ではどうやって見せているのか。

卓越しているのが読ませるシステムである、これ、ほとんど――

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