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ブルアカがめちゃくちゃ面白かった話

どうも社畜です。もう色々と疲れたし面白い読み物でもないかなーと思い触ったブルアカが個人的にめちゃくちゃ面白く且つ時間をそこまで食わないテンポ感でストーリーを読めたので簡単な布教用noteです。

ストーリーの世界観的にもゲームシステム的にも「アクションとかキャラの能力とかに疎くてもゲームを進めてストーリーを読みたい」って人にかなりオススメできるんじゃないかなと思いました。

僕はキャラの名前とか見た目だけはTwitterで漂流してくる神絵師のイラストなんとなく覚えてるだけって感じです。キャラ可愛いけどゲームまでは興味ないなーと思ってる昨日までの俺と同じ思考の人間もこのnoteを読み進めてほしい。

自身が操作するのはクエスト時の戦闘だけどここに魅力を求めるのは個人的には渋いので、可愛いキャラが綺麗な3Dモデルで動き回って華麗な必殺技を〜とかとはゲームの方向性が違うと考えていて、ストーリーを読むのがメインとなるようにゲームは設計されてると思う。

ちなみにストーリーはVol.1の1章、2章まで読みました。イベストやその他コミュはほぼ読んでない完全新規勢です。やってない人に説明すると物語の第1章だけ読み終えたって感じです。

きっかけ

上にも書きましたがそもそも自分はブルアカ自体は昔から知っててゲームはやってませんでした。Twitterで流れてくるイラスト眺めてニヤニヤしてればそれで良いと思っていたので。

しかし!出会ってしまったこのPVに…
特に動画開始から1分だったところ辺りより後ろがガチで好みなんでぜひ見てほしい

ヤバくない?

え、可愛いキャラ眺めるだけのゲームじゃないのか…って感じでした。それにTwitterで流れてくるこのキャラ実はめちゃくちゃ強そう(コナミ感)とかこのキャラこういう表情できるのか…どういう状況なんだろうとかもうぐちゃぐちゃにされました。

マジでPVが好みだったのもあって触らない選択肢がなかったです。

そしてこのPV見るとなんかモヤっとする部分が出てきませんか!?多分世界観とか目に映った情報処理に困ってませんか!?

はいそこのあなた、今からブルアカをインストールしましょう。このインストール待機時間に続き読んでください。

Twitter漁ってたら上のPVはメインストーリーで主人公がヒロインにかけた言葉によって分岐するバッドエンドとグッドエンドのイラストなのでは?と言われててすげーってなりました。公式がもしもの世界のイラストを一部供給してくれるなんて凄くないですか?そういう重要な分岐に至ったのは何故なのかとかに注目しながら読み進めると面白いです。

ちなみに選択肢によってバッドエンドか決まる〜的なのは今のところはないです。FGOみたいなもんで、要は主人公という特異点的存在がブルーアーカイブの世界に介入したことで別の世界線(メインストーリー)を見ることが出来るみたいな感じです。選択肢に重きを置きたい人はギャルゲとかそっちの方がいいかもしれません。

ゲームシステム的なアレコレ

サクッと説明しますが、このゲームはガチャがあり当てたキャラでクエストで戦闘する…のですが実はキャラを当てなくても良いし育てなくても良いかもしれないんです!というわけでいきましょうブルーアーカイブのここがスゴイ!

・メインストーリーで使えるキャラが固定

これめちゃくちゃ衝撃的でした。メインストーリーで戦うキャラが一律固定です。更にレベルまで適正(初心者でもつまづかないくらい強め)なのでストーリーにおける戦闘でつまづくことが微塵もありませんでした。もちろんボス戦とかは苦戦したいのですがストーリー道中の雑魚的とかのために編成変えたりレベル上げとかするの正直面倒じゃないですか?これ僕は苦痛だったのでめちゃくちゃ助かりました。

先の物語を読むためにキャラを育成して周回して…とか普通に飽きます。雑魚戦のために時間を使いたいわけじゃないんだよな。

あと物語の余韻とか没入感もありましたね。編成が自由なゲームだと、ストーリー的には自陣1体で絶対絶命なのに戦闘が始まったら自軍のカンストキャラでボコボコにしてストーリーパートに戻るとさっきボコした奴がピンピンしてるとか普通によくあることですからね。ただブルアカはストーリーで出てきたキャラがそのまま戦うっていう自然な流れが出来てて良かったです。読み物的には断然こうなんだよな。

・ボタン連打数が少ない

こっちはブルアカを手掛けてる会社の他のアプリでもあるかもしれませんがスキル(キャラ特有の必殺技)以外で戦闘画面で特にボタン押す必要なかったです。勝手にキャラが動いて勝手に攻撃してくれます。ただキャラが脱落すると気分悪いのでしっかりスキル発動してみんなで帰ってきましょう。

・露骨な引き伸ばしがない

こっからはストーリー的なことなのですが、俗にいう「話の途中だがワイバーンだ!(大事なとこで微塵も関係ない雑魚登場)」みたいなのがなくて凄く好印象でした。逆にいうと雑魚戦もストーリー的に意味のある戦いだったりします。

・テンポ感がいい

急にありきたりだなってなるかもしれませんがガチでテンポいいです。例えばメインストーリーの第1章はストーリーの中で戦闘が発生するパートとしないパートの計40パートで構成されてますが、戦闘がないパートだと1パートにつき、2〜5分で読み終わります。しかも戦闘のあるパートは全体の半分くらいとかだったので思った以上にサクサク進みます。

さらに戦闘パートも上に書いたように適正レベルのキャラが貸し出されるので沼って進行不可とかは絶対ありません。

・ストーリーを読む以外で頭を使うところがない

上にチラッと書きましたが、PVで選択などとは言われていますが選択肢によってどうこうとか分岐ルートの回収が〜とかは今のところありません。ずっと一本道です。

ここまで読んでもらったらわかるようにキャラは貸し出されるし戦闘は簡単、自キャラの編成不要などと、考える手間が必要なとこがメインストーリーを読む上ではひとつも存在しません。

マジで文章読みたい人向けのキャラゲーって感じです。育成に手を焼きたくない人も是非始めてみてくれ!

世界観と違和感

続いて世界観と違和感について

先に言っておくと別にこれ知らなくても全然ストーリーは楽しめると思います。ただしやはり文字を読むオタクたるものこの物語の背景とか世界観とか気になってくるわけですよ。というか違和感を持たないと普通にその話が流れていきます。多分物語後半で種明かしはあるんじゃないかな?とは思っていますが…

何も気にしてない状態だと種明かしが種明かしではなくなってしまうのでそこに刺激を求める人はよく文字を読んでおくと色々と謎が見つかって面白いかもしれません。

とは言っても違和感を上手く感じれる人と感じれない人もいます。僕も何気なく読み進めてたら急にカミングアウトされた後に、ああそういえばそんなんあったなとか何度もなったことあります。
それにそもそも足早に次へ次へと読み進みたい人もいると思うので、ゲーム序盤で出てきて今後明かされるんじゃないかな?って思う個人的な物語の注目ポイントを2点ほど挙げてみます。もし公式で既出とかだったらすまんです。

ちなみにここからネタバレは含みますが、チュートリアルの内容までなのと、その情報が出る一連の流れはゲームで是非体験してほしいというのもあって少しだけ展開を書きますが、ゲームの先行体験だと思ってください。

そもそもヒロイン全員人間じゃない説

いきなり何!?ってなるかもしれませんが深呼吸してまずはこちらの画像を見てください。


めっちゃ可愛い…ではなくて頭の上に何か付いてませんか?なんか孫悟空とかが死んだ時につけてる輪っかみたいなのが付いてますよね。これ他のキャラも確かついてるんですよね全員は見てないけど。

更にチュートリアルで1番最初にユウカが敵に撃たれるイベントがあるのですが、急にバッドエンドか!?とか思ってたら本人のリアクションはイタ!?くらいでした。口半開きでした普通に。

ただし自分自身となる「先生」と言われるキャラは1発打たれるだけで命に関わるとか言われて???って感じでしたね。全員がサイヤ人などではなく普通に撃たれて死ぬ種族もいるらしいです。

舞台は地球じゃない説

少し見たらわかると思うんですけど周りの建物とかめちゃくちゃ未来的じゃないですか。ただ西暦とかそういう世界の暦的なのを表すものもなく、加えてヒロインは全員銃火器持ってるし、ここはそもそも舞台からして人間寄りのフィールドじゃないのでは?って感じがしました。ただウマ娘的なのもありますし輪っかの付く人間は一般人とかけ離れた身体能力を持ってるだけ…とかもありますかね

みたいな感じです。他にもまだまだ注目ポイントはありますが書き過ぎると面白くないしね。

こういう世界観の初期設定的なものって「最初からこういう設定だから気にするなよ!」って殴ってくるタイプもいるので明かされるかちょっと心配ですが多分大丈夫でしょう。

終わりに

いかがだったでしょうか。ここまでメインストーリーを読むのに手を焼かさないよう配慮されたゲームは初めてでめちゃくちゃ感動してます。

あとは世界観とかもめちゃ好みですね。超未来的なのとか、アニメのキービジュアルの破壊された校舎の背景が明るくアロナは何も気にしないように佇んでるところなど、人間の姿をしたヒロインが自分という人間の違和感や気になるところを一切共有できない不気味さが良いです(そもそも話しかけるとかもないけど)。

あと第3章のエデン条約編とか名前だけでカッコ良すぎるんだよな。なんだよエデン条約ってカッコ良すぎかよ。

Twitterでイラスト眺めるだけの僕でしたが銃を持って戦うヒロイン達と困難に立ち向かうのも悪くないなーと思いました。それではまた

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