海岸で昼ごはんにメロンパンを食べていたら、何かがものすごい勢いで耳元を通り過ぎた。振り返っても誰もいない。気のせいか。
もう一口食べようとして、ふと気づく。手の中にあったはずのメロンパンが、ない。パニックになりつつ遠くを見ると、転がる白い丸い何かと、それを追う鷹がいた。

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