古墳

こんばんは。

皆さんは古墳を当然ご存じだろう。歴史の教科書に出てくるアレである。僕は古墳が好きで、ちょくちょく訪ねることがある。


古墳とはなんぞや? わかりきった話題ではあるが今一度定義を見ておこう。

古墳(こふん)とは[1][2][3][4][5][6][7][8]、原義・第1義としては「古い墓」「古人の墓」を意味する。少なくとも平安時代中期以来の日本語(漢語)であるが[注 1][注 2]、第2義・考古学的語義・近代以降現代の語義としては「盛土(封土)をした古代の墳墓」「墳丘墓」を意味する[6][7]。そしてまた、最狭義には、日本の古代に属する一時代(古墳時代という)に築造された特定の形態の墳丘墓を指す歴史用語である[4]。

以上、Wikipediaより引用。


端的に言うと墓所ですわな。で、なんで古墳が好きかって話。古墳に関する考察とかそういうのはまた今度で。


墓所は忌むべきものではないと個人的には思っている。それは身近な親類の墓もそうだし、巨大な古墳も同じで。でも夜中に墓地にはいきたくない。それはやはり死が忌むべきもので恐ろしいものだと植えつけられてきたせいだろう。では夜中の古墳はどうか?と言われるとそんなに嫌ではない気がする。これは古墳が身近な死ではなく長い年月をかけ希釈されていると解釈している。


僕にとって古墳はロマンだ。夢がある。冷静に考えてほしい。文献や物品が残っていないような悠久のかなたに先人が作り上げた構造物が現代に存在しているのだ。(山をそのまま利用した例もあるが) こうした先人の息遣いとまではいかないにしても作り上げたものを体感できるところが古墳訪問の一番大きな魅力だと感じる。


古墳訪問時、何を見るか?それは人それぞれな部分もあると思うが僕の場合について言うとまず由来や発掘情報を看板などで見る、もしくは調べる。もちろん、すべてが明らかになっていなかったり調査が全く行われていない場合もある。しかし、土地の来歴や立地から想像できることは無限だ。

次に、眺める。端的に言うとこれだけなのだが意外と眺めることで発見することもある。平野の真ん中に目立つようにある古墳は権力者のものだったのかな、とか丘の住宅街にポツンとある小さな古墳は山を切り崩して作ったところだったのかな、など。そして、近現代の遺構と違い古墳は正解がわからないものが多い。天皇陵とされているものだって怪しいもんだ。だからこそ妄想が捗るし訪れているその時は当時に思いを馳せることができる。



いい締めが思いつかない。最近古墳に行けてないのでそろそろまた再開しようかと思う。

これから古墳を訪れようとする人は近隣の案内板等ローカルな情報を活用することをお勧めする。ネットには意外と情報がない古墳が看板などでみつかることもある。1つ古墳があると近隣にいくつかまとまってあることもあるので、散策して探してみるのもいいと思う。

ただし、冒頭の話に戻ってくるが明るい時間に。通報されかねない。

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