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絵本「宇宙からのおくりもの」を出版

2023年6月2日、絵本「宇宙からのおくりもの」を出版しました。
2020年、1月に絵本の出版が決定しました。
その年、4月からストーリーを書き始め、編集者さんのアドバイスに沿って、試行錯誤を繰り返しながら、1年かかり、ストーリーが生まれました。
それから、水彩絵の具を使って、シュタイナー幼稚園で行われている「ぬらし絵」メソッドで、絵を描き始めました。

”ぬらし絵”は、紙を水で濡らし、その濡らした紙に、水彩絵の具を使い、色を置いていき、置かれた色が濡れた紙の上で広がったり、隣にある他の色と混じり合って、にじんだりしながら、形を作っていきます。
紙の濡れ具合で、様々な形に変化して行きます。
自分の思いに水の流れが加わり、自分の思ったような形や色になるとは、限らない。のが、にじみ絵の醍醐味です。
まるで、人生のようです。
自分の思いに、他の人の思いが入ったり、ぶつかったりして、人生は思うようにならないことが多々あります。
自分では、どうにもできない。どうにもならない。そんな時は、その状況を受け入れ、任せるだけです。
今、目の前で起きていることと戦っても、何も解決はしません。
大いなる宇宙の計画に自分を明け渡すしかありません。

ぬらし絵には、水の流れに自分の思いを任せる。そんな要素があります。紙の上に任された絵の具は、気持ちよく、広がり、他の色とぶつかり、変化していきます。

この絵本のテーマ「サレンダー」を描くには、「ぬらし絵」という方法がピッタリ合うのです。
他の方法では、この本は生まれることはなかったでしょう。

絵本「宇宙からのおくりもの」に心を傾け、心を重ね、読んでいくと「サレンダー」の世界へ心が広がっていき、やがて、宇宙まで、あなたの思いが届くことでしょう。

あなたの思いは、純粋な愛に変容し、宇宙の大いなる無限の愛の中に、溶け込み、ひとつになります。


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