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ふと晴れた冬は何処まで透き通る青は逸(はぐ)れて優しく暮れる(抒情詩+)


ふと晴れた冬は何処まで透き通る 青は逸れて優しく暮れる

ふと晴れた冬は何処まで透き通る
青は逸(はぐ)れて優しく暮れる

晴れた冬空をふと眺めると、何処までも青く透き通っていました。遠く現の真ん中に夢を見るようでした。寒く冷たい冬の穏やかな一日の、この透き通る晴れた空に、まるで幸せの予感のような青が広がっていました。やがて逸れるように色褪せて、今日が優しく暮れていきました。