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2019/2/25身バレを恐れる【書けないシナリオライターの書けない日記】

朝5時半に起きて、昨日聞きながら寝落ちしてしまった『ニューヨークのニューラジオ』5回目を聞き返す。私は基本的に毎日夕方6時ぐらいから眠いので、22時半の開始まで粘ったが後半20分くらいは覚えてなかった。

(サムネイルすごいYouTubeっぽいぞ…バズりますように!)

聞きながら観葉植物に水をやって、コーヒーを飲んで…って書くとめちゃくちゃ素敵な生活をしているように聞こえるかもしれないけど「私が書けなくなったのは家に植物がないからかもしれない」という恐れと強迫観念に駆られて買っただけでなので、怖がらないでください。

こういう説明をつけるのは、私が人様の日記やエッセイを読んでいて《起きて植物に水やって、コーヒー飲んで》みたいな記述を見つけると、「アッこの人ごく自然にお部屋に観葉植物が置けるおかたなんだ。もしかしたらコーヒーもただのインスタントじゃなくて井上陽水の歌に出てきそうなやつなのかも…?」と必要以上に高い生活に見積り、「この人は自分よりすごくハイレベルな人間かもしれないから、安易に共感してしまわないようにしよう。あとでミジメになるゾ」と考えてしまう我ながら面倒くさい人間だからで、自分を実際以上に高く見えるかもしれない記述は極力つぶしたいのです。

それでももしあなたにとって私が高くて、共感しにくい人間だったら申し訳ない。こんなこと言っても無駄かもしれないけど、王様や完全無欠に見える成功者にもそれぞれの苦しみがあるはずで、それはあなたや私の苦しみと意外に形が似てるかも知れないから、あとでみじめになりたくないから心を明け渡したくないとか考えるのやめようよ。と、私は普段自分に言い聞かせて、ナチュラルに観葉植物に水をやれる人のエッセイや日記やツイートを震えながら読んでいます。

(別に観葉植物のアンチとかではない。むしろ心がくにゃくにゃになってしまってから植物はかなり好きになった。しかし家に割とデカめの草を置いたからって仕事はできるようにならなかったので、みんな注意な!)

(とはいえ、私が水もやれないほど《陰》になると草の方も枯れるので、「あぁ私は今罪のない草を枯らすくらい落ちてるんだなー」と状況を把握しやすくはなる。これは草に申し訳ないが意外と役に立つ)

(それでも頑張ってくれているうちの草ちゃん。生活感しかない写真)

そもそもこんな朝早く起きられたのは久しぶり。この半年は生活リズムがめちゃくちゃで、元はかなりの朝方だったのに昼まで起きられなくなっていた。しかも昼まで寝て、起きて、昼ご飯食べて、寝て、夕方に起きて、夕飯食べて、寝ようとして眠れなくて、明け方までボーッとして…思い出しただけで辛くなってくる。その間《起きたら仕事しよう》《ご飯食べたら仕事しよう》《昼寝したら仕事しよう》《お風呂入ったら仕事しよう》《夜に仕事しよう》《夜中に仕事すると生活リズムが崩れるから朝早く起きて仕事しよう》そんなことをずーっとずーっと考えていた。でも、朝ちゃんと起きられなくて…《起きたら》《ご飯食べたら》《昼寝したら》の繰り返し。それが何ヶ月も続いていたのに、何でおかしいって気付かなかったんだろう。

その頃は、すべての時間が《仕事をする前の準備期間だ》と思っていたので、楽しいことも役立つようなこともほとんどできず、お前その山ほどの時間何に使ったんという感じだった。しかし今は仕事がないので、ある時間は好きなように使える。

そういうわけで、『ニューヨークのニューラジオ』の内容をざっくりまとめることにした。作業は2時間近くに及び、16ツイートも使ってしまった。私は何を書くにしても長くなりすぎる…。

しかし、実際の話はめちゃくちゃ面白いのに自分が書き起こすとそう見えない箇所が出てきたりするのが楽しかった。ニューヨークのおふたりには申し訳ないけど。

私は割と動画や音声で情報を得るのが苦手なので(そのくせラジオ好きってわけがわからないが)聞いたことや見たことない番組のハイライトを文字起こししたブログやツイートを拝見するのが好きだったりする。それで「この番組、合いそうだな」と思ったら見たり聞いたりするという寸法。

(例えばこのおふたりとか。文字は自分情報は自分のペースで早く読めたり遅く読めたりするのがいいですよね)

そういうわけで、私がニューラジ(って略すのか?)の内容を文字情報にしていたら、「このラジオ面白そうじゃん」って思って本編を聞いてくれる人がひとりくらいはいるんじゃないかなーって。そのためにはもっとコンパクトにまとめる必要がありそうな気がしないでもないけど。あと、『ニューヨークは数字でできている』問題も気になりますが…。(一応、愛のある書き起こしのつもりだし、炎上とかにならないよう気をつけて言葉は使ってるつもりなんですが…だとしたらヤリマンのくだりがアウト?)

ニューヨークのオールナイトニッポン0が終わって2年、ようやく供給された《ニューヨークのラジオでしか得られない笑い》が当然ながらニューラジにはある。めちゃめちゃバズって永遠に続いて欲しいというのが私の願い。今後も微力ながら全力で応援していきたいと思う。

とかやってたら病院の時間が迫ってきたので移動。区の健康診断の結果がわかる。半年毎日死にたいと思っていたから何かしらの病気になっているかもしれない、と思っていたけどそんなことはなかった。申し訳ない気持ちになる。健康でホッとするくらいなら《死にたい》なんて思わない方がいいのに、《こんな自分から逃げ出したい》という願望の言い換えとして《死にたい》って思う自分が嫌いだ。暗い気分で帰宅。

note始めて4日目。ずっと感想ばかり書いてきたけど、そろそろ日記を始めてみようかと、このマガジンの『はじまりとおことわり』を作成。私は暗い人間のくせに暗い雰囲気になるのが恐ろしく、感想などを書くときは必要以上にハイテンションになって、

ここ、面白いこと言ってますよというところを太字

特に面白いことを言っているつもりのところをデカ字

みたいな文体になるのが恥ずかしいけど、これ以外に《面白いチック》な空気を作る術を知らないからどうしようもない。一応、知ってはいるんですよ。今は淡々と面白いことを言う方が面白いということを…。面白いことが好きなのに面白くないのが私のコンプレックスのひとつだ。

けど、こっちの日記では《暗い》ことを解禁して行こうと思っている。時々耐え切れなくなって《面白いチック》をやって滑るかもしれないですが、どうかご容赦ください。

『はじまり~』を上げたあともラジオ熱が収まらなかったので、ニューラジをおすすめする記事も書こうと思い、過去のANN0の名場面を聞き返したり書き起こしたりしていた。そしたら数時間のうちに『はじまり~』にスキが7つついていてたまげる。自分にとって最強の大バズコンテンツだと思っていたテラスハウス軽井沢編事件簿でさえ6スキ(しかも3日ぐらいかけて)だったのに…完全にブルってしまう。

『締め切り 守れない』で検索している人が沢山いるんだろうか。シナリオライターと名乗った上《書け》なくて《締め切りも守れない》と宣言しているヒデェやつがいると話題になっているのか。もしや、私が誰かバレたのかも…と心よわよわな想像が駆け巡る。

私が誰かバレても、とても恥ずかしくて申し訳ないだけで業務上の問題になるようなことは書いていないはずなので大丈夫だと思うのだけど、自分で「《あの時書けなかったくせに》と思われるんじゃないか」「《自分へのメール返信はないのにこんな文章は書けるのか》と思われるんじゃないか」と妄想してしまう。それが辛いので、できれば仕事関係の知り合いにはバレたくない。これはちゃんと書いておいた方がいいと思うから書くけど、絶対そんな風に思う人たちじゃないのは分かっている。万が一思ってたとしても直接私に言ってくることはないんだから無いと同じだろう。仕事先の人も、付き合いのある業界の人もみんな私には勿体ない人たちだった。

なのに私は勝手にありえない失礼な想像をして、変な風になってしまう。《書けない》が始まった最初のきっかけもそんな感じだった。「みんな私の書くものなんかつまんないと思ってるんだろうな」と勝手に思い込んでどんどんおかしくなっていった。たぶん《みんな》ではなく、自分が自分の未熟さに耐えられなくなってただけだったのに。こういう時すぐ《みんなが思ってる》とか言って人のせいにする自分がかなり嫌いだ。

(暗い話題が続いたのでファンキーな看板を貼って和ませます)

しかしその後、スキの数はまったく伸びず。初動の勢いは何だったんだ。でもホッとした。私もまだ自分が今後どうしていくべきか全く分かってないし、心の具合も優れないままなので、本当に『締め切り 守れない』を検索して来た人が少し安心して帰れるような(もしくはこいつみたいになりたくないと発奮できるような)日記を目指して書き続けられたらいいなぁ。

いろいろ心配して疲れたのと、ニューヨークANN0紹介記事の続きを書くためには大規模な聞き返しが必要と気付き、イヤホンつけて散歩に出発。

歩いていたらめちゃでかいカエルに遭遇。リアルに「アァアアアアアーッ!!!!」と絶叫してしまう。人が駆けつけてこないが心配になったが大丈夫だった。この辺りでは悲鳴が日常茶飯事なのかもしれない。

写真はカエル嫌いの方に配慮してヒキのヤツ。最初はでかい巻きグソに見えた。あとで人に聞いたらガマガエルらしい。冬眠明け? どういうわけかあまりデカいカエルには遭遇せず生きて来たので本当にびっくりした。すごく肉厚でむちむちしていたので絶対車に轢かれないで欲しい。怖すぎる。

その後、公園でやたらに人懐っこい猫と戯れる。めちゃくちゃ積極的に迫ってきたのに、ジョギングのおばさまたちが来た途端、猛ダッシュでそっちへ行ってしまった。私は時間つぶしに利用されたんだろうか。小悪魔的な猫は大好きだ。

(愛嬌を振りまいていた頃と猛スピードで去っていく姿)

デカカエルと猫とニューヨークのANN0のお陰で何となくいい1日だったような気がして眠れた。

「スキ」を押すとめちゃめちゃ面白くてオススメな小説の名前が飛び出すよ!