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小説 桃太郎はベボビャンベがお好き

むかしむかし、あるところに、

ドピャーピャンと、ドジャーチャンが住んでいた。
ドピャーピャンは山へ柴刈りに。
ドジャーチャンも、山へ柴刈りに行ったので、川で洗濯をする係りがいなくなってしまった。

ドピャーピャンと、ドジャーチャンは、山で「どちらが柴刈りをするか」で取っ組み合いのケンカをした。

その間、大きな桃は川を流れていき、そのまま宇宙まで流れていった。
そしてアンドロメダの彼方に消えていった。

このことを歴史学では、「ベボビャンベの日曜日」と呼んでいる。

「ベボビャンベ」は、この事象をピックアップした歴史学者の名前からとった。

彼の銅像は、今も南阿佐ヶ谷の道路の真ん中に立っている。

おしみゃー

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