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行かなかった展示

【開催中】LIQUIDROOMの原点である新宿LIQUIDROOMアーカイヴ展〈LIQUID START〉、会期は21日まで(昨日終わりました)

「新宿LIQUIDROOMアーカイヴ展」、行きたかったのだが、けっきょく昨日で終わってしまった。
時間が取れなかったわけではないのだが、迷っているうちに終わってしまった。迷った大きな理由は、
「この展示を見に行っても話題を共有できるような知り合いがだれもいない」
ということが大きかった。
現在の私の数少ない知り合いは「新宿LIQUIDROOM」と言っても「何それ?」というような反応が返ってくる人ばかりで、行く前からさびしい気持ちになってしまった。

私と同学年か少し上の世代の、おたく文化に触れていた人たちの、けっこうな数がクラブ文化、DJ文化、ストリート・カルチャーをダカツのように嫌い、少しでもそういう話題になると目を三角にして怒るような人がいた。
90年代後半から2000年代にかけての話。

今さら、2024年にもなってそういう反応をもらうとしたら(あまりもらってはいないが)、キツいものがある。
「また、そこから話をしないといけないのか」
という気分になる。

まあ、周囲の人間はみんなトシを取ってしまったので、「なにがしかの新興文化に関して、目を三角にして怒る」人も、減ったことは減った(10年くらい前まで、そういう人が私の周囲には多かった)。
そしてそれに関しては「さびしい」とはまったく思いません。

「昭和レトロ」のコンテクストで、
「美少女アニメとかそういうのを異様にバカにする人」
を描写したら(一定層には)面白そうだな、と思ったが、悪趣味すぎるのでやめた。

おしまい

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