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丁寧につくられた食事やお菓子には、丁寧に淹れたコーヒーを

コーヒー屋になる前には思いもしなかったこと。コーヒー屋になってから思うようになったことが「丁寧につくられた食事やお菓子には、丁寧に淹れたコーヒーを合わせる」です。この二つが組み合わさったとき、わたしはHAPPYが何倍にもなります。

ドリップは誰にでもできるもので、道具も人それぞれ、こだわる所も人それぞれ、ドリップはとても自由だといつも思います。

自由ですが、その人だけの「価値」「ルール」も存在すると思います。また、こだわるポイント以外でも、例えば、同じ温度、粉量、注湯量、抽出時間など、同じ淹れ方をしても味が変わるのは、お湯のかけ方やタイミングが人それぞれ違うからだと思います。癖の様なものが味に影響しているのだと思います。それは、その人だけのもので、とても素敵な個性だと思います。ドリップは自由でありながら、「その人だけのもの」でもあると思います。

ドリップ

お店ではお客様にできるだけ「ちがうな」と思って頂きたいので、ポイントを意識して注意しながら淹れています。あるポイントでは、見た目にはわかりませんが、奥歯を食いしばって細心の注意で毎回注湯しています。

そんな心のこもった自分だけの一杯と、心のこもった食事やお菓子と一緒にいただくときが、本当に「幸せなひととき」となっています。

「こだわりのおうちコーヒー」で私自身も、そして、おうちでコーヒーを淹れられる皆さんの、HAPPYがぐんぐん倍増しますように。コーヒーと

いつのまにかコーヒーと、コーヒーを淹れるという 素敵な魔法にかかってしまったようです。

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