見出し画像

ゲンロン友の会14期総会「人間拡張」に参加してみた

2024年3月31日、五反田にあるTOCビルで開催されたゲンロン友の会14期総会「人間拡張」にブース出店しました。本記事ではつらつらと感想を述べたいと思います。

そもそも「ゲンロン友の会」とは何か

ゲンロン友の会を一言で説明すると、ゲンロンの活動を支える活動組織です。

「ゲンロン」は批評家の東浩紀氏によって設立された株式会社です。主な事業は出版、イベント企画、インターネットを通じた講義など、紙媒体・ネット分野問わず、幅広く文筆活動を行っています。

先述したゲンロン友の会はざっくりいうと倶楽部に似ており、ゲンロン総会の参加、ゲンロン運営チャンネル1番組無料といった特典が受けられます。

私は数カ月前に会員になったばかり。まさしく新人状態でゲンロン友の会総会に参加しました。

なぜゲンロン友の会総会に参加したのか


ゲンロンのリアルイベントは東京・五反田にあるゲンロンカフェで行います。

しかし、私は神戸に住んでいるため、頻繁に東京には行けません。とは言っても、会員になった以上、ゲンロン友の会のリアルな雰囲気を知りたいという気持ちがありました。

そう思っていると、ゲンロン友の会総会のお知らせが来ました。それによると、講演だけでなく、会員によるブース出店ができるとのこと。私は年1で関東でのブース出店をノルマにしているため、ゲンロン友の会総会へのブース出店することを決断しました。

「ソ連中東欧鉄道共産管理局」というブース名で出店


『今日のソ連邦』

私は「ソ連中東欧鉄道共産管理局」というブース名で出店しました。このブース名は前のTwitterのアカウント名でして、どのイベントでもこのブース名にしています。なぜ、このブース名にするのか? これ以上インパクトのあるブース名が思いつかないからです。

展示物は在日ソ連大使館が発行した雑誌『今日のソ連邦』1975年1月~12月、ソ連・東ドイツ・ユーゴスラビア各国鉄の時刻表。販売物は昨年出版した拙著『いろんな民族と言語に出会う 鉄道の旅』でした。

拙著は約30冊売れました、ありがとうございます。そして、『今日のソ連邦』への食いつきがすごかったです。じっくりと記事を読み、カメラ撮影される方もいました。おそらく、全35ブース中、1人あたりの滞留時間が長いのは私のブースだと思います。

ゲンロン友の会総会の第一印象は「本格派を好む人々でつくる文化祭」でした。私はあまり他ブースには行けませんでしたが、当ブース・他ブースも時たま、熱い議論が交わさられいたのが新鮮でした。

一方で、ただ主張を激しく言うのではなく、きちんと話が聞ける方が多いな、という印象もありました。自分が言うのもおこがましいですが、「聴く」を大切にする方がゲンロン友の会に向いているのでしょうね。

個人的には流行りというか、キラキラした演出は苦手なため、じっくり腰を据えた議論や感想が述べられる雰囲気は素敵だなと思いました。

だからこそ、「ソ連」とか「社会主義」といった、他の空間では敬遠されそうなトークテーマでも堂々と安心して述べられるんですよね。これこそ、真の「サードプレース」であるし、真の「言論のアリーナ」だと思います。

あと、「『今日のソ連邦』を使ってシラスで話してくれ」というリクエストも頂きました。このようなリクエストが来るとは思わなかったので、大変うれしいです。

ただ、まだシラス自体がよくわかっていないので笑。まずはシラスを聞いたり、他のシラサーの部屋に参加したりして、雰囲気を確認してから、本格的に検討を加速したいですね。

また、東浩紀さん、上田洋子さんはじめ、ゲンロンのスタッフの方はとっても優しかったです。今回はちょっとしかお話できませんでしたが、何かしらの機会にもうちょっと長くお話しできれば、というのが今後の目標ですかね。

今年は私が同行するツアーを何としても成立したい

最後にこの記事に便乗して宣伝ですが笑。ゲンロン友の会総会の前日にユーラシア旅行社を訪問し、秋に私が同行するツアーを行うことを前向きに検討する、ということになりました。

訪問国は1か国、今のところバルカン半島にある国です。私がバルカン半島の歴史や文化などの雑談しながら、旅するというディープなツアーです(になると思います笑)。

ゲンロン友の会もコラボツアーをやったようで、個人的にいろいろとヒントが得られました。GWのコラボツアーは人数不足で催行不可になりました。少し落胆しましたが、今回の東京訪問でまたやる気に火が付きました。また、ツアーが具体化しましたら、SNS等でお伝えします。

今後とも、よろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?